06月01日、トランプのおっちゃんが「パリ協定からの離脱」を表明しました。地球温暖化を低減するために多国間ですったもんだした末の協定だったのですが、合意からわずか1年半年での離脱。しかも世界のスーパーパワーたるアメリカが! というので世界中を呆然とさせています。
日本の環境相・山本公一さんは「最後にひと言……失望に加えて私は怒りも覚えている」と言ったそうで、ハラワタが煮えくりかえっているのがうかがい知れますね。
トランプのおっちゃんは大統領選の最中から「地球温暖化なんかウソっぱちだ!」と大きな声で言ってきたわけですが、これはおっちゃんが規制されたら困る石油業界からの支援を受けているからだといわれます。問題は、アメリカ国内にも協定をアテにしていた商売があるわけで、それを台無しにして支援業界の利益を取ったわけです。
トランプのおっちゃんがこの先どんな荒波を乗り越えていくかは分かりませんが、この一事によっても歴史に残る大統領になったと言っても過言ではないでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)