台湾と香港で「人民元」の預金残高が最低に! 「人民元は要らない」

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アメリカ合衆国中国の対立が日増しに高まっていますが、台湾香港で非常に面白い現象が起こっています。「人民元」の預金残高が過去最低水準になったというのです。

理由は簡単で、「人民元など持っていても仕方がない」ので他の通貨に換えているのです。

08月17日の『台湾中央銀行』の発表によると、

07月の中国銀行の人民元の預金残高は2億4,989万元過去6.5年で最低
06月末の香港の人民元の預金残高は6,299億元前月比550億元減少過去3.5年で最大の落ち幅

とのこと。

この件を報じた『大紀元時報』の記事内で、エコノミストの吳聰敏さんは以下のように述べています。

(前略)
呉氏は、人民元預金が非常にハイリスクであることをほとんどの人が理解していないと述べた。

呉氏は、まだ人民元資産を保有している人は一刻も早く売却し、地方銀行は一刻も早く人民元資産を処分するようアドバイスした
(後略)

⇒参照・引用元:『大紀元時報』「分析:台湾と香港の預金残高が記録的な低水準に達した。人民元は価値がない」(原文・中国語/筆者(バカ)意訳)

呉さんはとにかく人民元建ての資産は危ないから外貨建てにしろと言っていますが、この動きが加速すると人民元はどんどん安くなります。で、それを食い止めるためには、中国通貨当局は外貨で人民元を買って通貨防衛を行わないといけません。

中国は相当にドルについて危なくなってきているはずなのですが……。

(柏ケミカル@dcp)

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