中国最大の半導体メーカー『SMIC』(Semiconductor Manufacturing International Corporation:中芯国際集成電路製造)の受難は突いています。
2020年09月04日、『Reuters』がアメリカ合衆国商務省が同社を「エンティティリスト」に入れる可能性がある、と報じました。その結果、香港市場に上場している『SMIC』の株価は以下のように急落。
この報道によって株価は24%も下がりました。現在も回復しておりません。
先にご紹介したとおり、『SMIC』は「弊社は中国軍とは関係ありません」というプレスリリースを出しましたが全く効果はありませんでした。市場も「そういうこっちゃねーだろ」と思ったのでしょうね。
合衆国が中国に半導体を渡さないよう手を打つたびに『SMIC』だけでなく、半導体関連企業の株価は下落しそうです。
(吉田ハンチング@dcp)