かねてよりウワサのあった「ボルトン補佐官解任」が実現しました。Money1ではそのウワサが報道されたときに一度ご紹介していますが(記事末のURLを参照)、トランプ大統領がとうとう実行に移したわけです。
以前からご紹介しているとおり、ボルトンさんは対イラン・対北朝鮮強硬派として知られ、特にイランについてはトランプ政権以前から体制転換を図っていました。合衆国が対イラン開戦の寸前までいったのはボルトンさん主導によるものといわれています。
南朝鮮に北の核を渡すな!
しかし、ここで問題になるのはボルトンさんが解任されることで合衆国の北朝鮮政策が融和的なものになることです。例えば、かつてのインドの事例のように「核兵器の保有」を認めたままで放置という方針を取ることです。
北朝鮮の場合、「これ以上の核兵器の保有は認めない」として、現有核兵器の保有は放置するというケースがあり得ます。もし、これが進行して南北の統一がなった場合、反日国家韓国が核兵器を保有することになります。
ボルトンさんの退場は日本の安全保障にとって極めて危険です。トランプ大統領のディール体質が日本を危うくする可能性が高まりました。
⇒参照:『Money1』「『ボルトン補佐官がクビになるかも』という話 日本が危険になる!」
https://money1.jp/?p=9211
⇒参照:『Money1』「イラン問題はボルトン補佐官が主導」
https://money1.jp/?p=9017
(柏ケミカル@dcp)