台湾に対する新手の挑発かとも思える話です。中国の国営企業『中国航天科技集団』(China Aerospace Science and Technology Corporation:CASC)は、2020年09月15日09月23日、9つの衛星を積んだ長征11号を洋上の貨物船から打ち上げることに成功しました。
しかし、この打ち上げコースが無茶苦茶です。中国のSNS『Weibo』の同社のアカウントに上げられた画像を以下に引用します。
⇒参照・引用元:Weibo『中国航空宇宙』公式アカウント:09月14日16:09
上掲のとおり、台湾の上空を縦断するコースです。
失敗して墜落したらどうするんだと思われますが、これは明らかにわざとでしょう。幸いにして打ち上げはうまくいったようですが、中国は「失敗しても構わない」と考えていたのでは?と邪推したくなります。
よくまあこのような姑息な嫌がらせを思いつき、実行できるものです。
(吉田ハンチング@dcp)