2020年10月16日、アメリカ合衆国から「合衆国公債の08月末時点での主要ホルダーの保有額」が公表されました。以下です。
07月末「1兆734億ドル」から08月末「1兆680億ドル」へと「54億ドル」保有額を減らしました。
上掲は2019年06月~2020年08月の中国の合衆国公債保有高の推移です。
08月、直近の最低額2019年12月「1兆699億ドル」を割り込みました。最低保有額を更新です。「1兆ドル割れ」まであと少しというところです。
先にご紹介しましたが、「中国は合衆国債の保有を8,000億ドルまで減らすかもしれない」という記事が『Global Times』に09月初旬に出ています。
多くのメディアではこれを合衆国への脅迫と紹介しましたが、中国は本気かもしれませんよ。
合衆国との対立が深まり、なんとも皮肉なことにそのために「ドル」が要りますので。
(吉田ハンチング@dcp)