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「バリュー投資」とは?

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バリュー投資」という言葉があります。あまりにも有名な投資家ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett)※1が推奨する投資法で、これをさかのぼるとベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham)※2という人に至ります。

バリュー投資は、市場から評価されていない、現在は割安と考えられる株式を見いだして投資する手法です。

将来性もあり継続して利益を出しているのになぜか市場からは高く評価されていない株式、これを探すのです。例えばその株式が現在「100円」で、これが本来の企業価値を示す価格「200円」になれば儲かる、というわけです。

バフェットはこの手法について「1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ」という言葉で表現しています。

グレアムは、その企業の将来価値を見極めるために、投資家は財務諸表を分析することに一生懸命になるべき、といいます。これが不適格であれば投資に値しません。現在その株式が割安かどうかはPERPBRといった指標(INDEX)を用いることができます。

気を付けていただきたいのは、バリュー投資は「割安株に投資しろ」という意味ではないことです。文字通りvalue(バリュー:価値)に投資しろということであって、その価値が割安に評価されている株式を狙え!なのです。

※1ウォーレン・バフェット:「オマハの賢人(Oracle of Omaha)」の異名を持つ恐らく世界で最も有名な投資家。投資持株会社『バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)』の会長兼CEO

※2ベンジャミン・グレアム:経済学者。コロンビア大学でウォーレン・バフェットを教えたこともあり、バフェットはグレアムから唯一「A+」の評価をもらった生徒だった。バリュー投資の考案者であり、「バリュー投資の父」と呼ばれる投資家でもあった。

(柏ケミカル@dcp)

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