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その国は大丈夫か? を表すのが「ソブリンリスク」

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投資の世界では「Sovereign Risk(ソブリンリスク)」という言葉がしばしば使われます。このソブリンリスクとは、ひと言で言えば「その国に貸したお金が返ってくるか、その信用度合い」を意味する言葉です。「国債」はその国に政府が発行する「債券」で、償還期限になるといくらかの利子(これが利回り)を付けて購入してくれた人にお金を渡します。

例えば日本国債の場合、購入しているのはほとんど日本人といわれますが、国債を購入している皆さんは、5年もの・10年ものなど、その所定の利子を付けてお金を受け取りますね。日本国債を購入することは、すなわち日本政府、日本という国に投資をすることです。その投資の見返りとして「利回り = 利息」が付くのです。

しかし国債は、その国の財政が破綻するとただの紙くずになってしまいます。その国債を発行した政府、そして国(政府はその国を代表するものなので)が大丈夫か? という信用が問題になるわけです。この「国に対する信用リスク」のことを一般に「ソブリンリスク」と呼びます。

ちなみにソブリン(Sovereign)とは「君主」「統治者」という意味です。

そして、国債を発行している主体(つまり国・政府)に対する信用度合いの格付けを「ソブリン格付」といいます。「ソブリン格付」の低い国の国債を購入する場合には、それ相応のリスクを覚悟しなければならない、というわけです。

日本の場合には、日本国債の利回りが非常に低いにもかかわらず、安定して購入する人が多いのですが、これは日本という国のソブリンリスクが低いからでもあります。しかし、いつか購入する人がいなくなったら……現在のように国債に頼った予算を組んでいるわけにはいかなくなります。

(高橋モータース@dcp)

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