2025年06月04日、李在明(イ・ジェミョン)さんが韓国の大統領就任。
さっそくポピュリスト政治を始めています。バラマキの準備を開始しました。
そもそも李在明(イ・ジェミョン)さんというのは出たとこ勝負で、その場その場でホラを吹く人物。前科四犯の天性のうそつきです。
大統領選挙中に債務調整も含む(要するに徳政令です)支援を行う――と明言していました。
Money1でもご紹介しているとおり、そもそも韓国政府の財政は火の車で「どこにそんなお金があるんだよ」なのですが、政府負債を積み上げる気満々で、要するに文在寅政権の再来です。
尹錫悦(ユン・ソギョル)政権下で13兆8,000億ウォンの第1次補正を組んだ後なので、これは「2025年度の第2次補正予算」になります。今回はいくらの予算なのかというと「20兆ウォン」以上の規模になると予想されています。
一部で「30兆ウォン台いけ」という声も上がっていますが、どこにそんなお金があるんだよ――です。第1次補正の際にも「無理」という話があったほどで、はっきりいえば韓国政府に財政余力はありません。
結局、第2次補正予算は赤字国債を発行して調達しないとならないでしょう。
Money1でもご紹介したとおり、2025年度は国債発行限度が過去最高水準に達しています。しかも、韓国政府の常で予算執行は上半期に集中しており、特にお金がない時期です。
つまり、国債発行が集中している時期でもあります。ここに20兆ウォン以上という赤字国債の発行が積み上がると、債券市場の需給バランスが崩れる可能性も否定できません。
韓国政府の財政は火の車なので、これをどう裁くのかは新政権の力量ですが、経済的にはまるで無能な李在明(イ・ジェミョン)大統領なので、先行きは暗いです。
(吉田ハンチング@dcp)