韓国裁判所が破綻『双竜自動車』に2カ月与える!

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企業の破産問題を専門に扱う「ソウル回生裁判所」の判断が出ました。

『双竜自動車』の破綻回避最後の努力

満期日に債務を返済できず、韓国双竜自動車』は2020年12月21日、ソウル回生裁判所に「法定管理」を申請し、事実上破綻しました。

しかし、同時に「保留申請書」(ARS)も提出し、法定管理開始までの時間を稼ぐ手段も講じました。このARSが認められると、法定管理開始を最大3カ月猶予されるのです。

この猶予期間の間に、新しい株主を確保し、債権者を説得。法定管理申請を取り下げようという思惑なのです。

これに対し、2020年12月28日、ソウル回生裁判所は手続きの開始を「2021年02月28日」まで保留する、と判断を下しました。

2カ月の猶予を与えたわけです。もし『双竜自動車』が通常の企業活動に戻りたければ、新しいオーナーを見つけて「2,553億ウォン」(約242億1,200万円)を返済しなければなりません。

詰むや詰まざるや、です。いや、もう詰んでるんですが。

(吉田ハンチング@dcp)

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