2021年01月13日、中国の「千人計画」の参加者だったNASAの上級科学者MEYYAMEYYAPPAN(梅亚潘)が自らの罪を認めた、とアメリカ合衆国司法省からプレスリリースが出ました。
梅亚潘氏は秘かに中国の「千人計画」に参加していたのですが、それを開示せずNASAの捜査官、FBI捜査官、司法省事務所に虚偽の申し立てを行なっていました。梅亚潘氏は判決を待つ身となっています。
司法省のプレスリリースでは、FBIのアシスタントディレクター、ウィリアム・F・スウィーニージュニア氏の言葉を以下のように引いています。
「合衆国政府機関のメンバーは、外国の組織、特に知的財産と技術の進歩を積極的に求めている組織との連携を非公開にすることを固く禁じられています。
梅亚潘はこの神聖な規則に違反し、それについてFBI捜査官にウソをついた。
梅亚潘によって実行されたような行動は、セキュリティーに影響を与える可能性があり、彼の告発は、同じタイプの活動に従事することを考えている他の人間への警告として役立つはずです」
この梅亚潘氏は非常に優秀な科学者のようで、以下のような経歴の持ち主です。
1996年頃からNASAに雇用されており、2006年頃はからカリフォルニア州シリコンバレーのモフェットフィールドにあるNASAの『エイムズ研究センター』のナノテクノロジーセンターで探査技術のチーフサイエンティストを務めていました
このような重要なポジションにいる科学者が「千人計画」の参加者だったのです。中国共産党の浸透工作は残念ながら広範囲に渡っていると見なければならないでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)