韓国航空産業の構造調整の大きな動きである『大韓航空』と『アシアナ航空』の合併。国策銀行『産業銀行』が旗振りをしているだけあって、資金の流れに関する問題は今のところ起こっていません。
しかし、難関とされるのが各国の「企業結合審査」で承認されることです。
韓国自体は『イースター航空』の時と同じく、「『アシアナ航空』は再生不可能な会社ですから」という話で通過できるでしょうが、必ず承認を受けなければならない残り8つ、アメリカ合衆国、EU、中国、日本、トルコなどが問題とされていました。
しかし、このうちトルコは2021年02月04日に『大韓航空』『アシアナ航空』の合併について承認しました。
中国はなんとかなるでしょうが、合衆国、EUの当局は「容赦しない」と厳正に対応することをすでに表明しています。ここは政治的な圧力をかけても効き目はなさそうです。
さあ、日本は承認するでしょうか?
(吉田ハンチング@dcp)