韓国『現代自動車』の電気バス「ELEC CITY(エレク・シティ)」でまた火事です。しかも韓国史上初の走行中に火災発生です。
韓国メディアの報道によれば、2021年02月15日、慶南昌原の道路を走行中の同車種から出火しました。整備を終えて車庫に移動中、バッテリーの格納されている屋根部分から燃えだし、バスは全焼しました。
幸い乗客はいなかったため、死傷者は0で済みましたが、問題はこの2019年製造の「エレク・シティ」が『LG化学』(現『LGエネルギーソリューション』)のバッテリーを搭載していたことです。
『現代自動車』の電気自動車「コナ・エレクトエリック」の相次ぐ火事の原因を、国土交通部は「『LG化学』の電池セルの製造不良」としていますが、当の『LGエネルギーソリューション』はそれを現在も否定しています。
また、『現代自動車』が「コナ・エレクトリック」のリコールを行った後も、同車種は充電中に火事を起こしています。
きちんと火事の原因が突き止められない限りは、『現代自動車』の火事騒動はまだ続きそうな気配です。
(吉田ハンチング@dcp)