小ネタかもしれませんが、韓国の株式投資ブームを伝えるいいデータですのでご紹介します。誠に申し訳ありません。
韓国取引所のデータによれば、2020年01月02日~2021年03月12日に個人投資家が株式を買い越した金額がついに100兆ウォン(約9兆6,000億円)を突破しました。
上掲はこの1年余りのKOSPI(韓国総合株価指数)の日足チャートですが、2020年01月02日「終値:2,175.17」から2021年03月12日「終値:3,054.39」まで、40.4%値上がりしました(チャートは『Investing.com』より引用)。
市場別に買い越された金額は以下になります。
KOSPI:79兆9,498億ウォン(約7兆6,752億円)
KOSDAQ:21兆1,840億ウォン(約2兆337億円)
KONEX:1,548億ウォン(約149億円)
小計:101兆2,886億ウォン(約9兆7,237億円)
KOSDAQ:21兆1,840億ウォン(約2兆337億円)
KONEX:1,548億ウォン(約149億円)
小計:101兆2,886億ウォン(約9兆7,237億円)
特に買い越された銘柄は『サムスン電子』で「23兆7,564億ウォン」。
『サムスン電子』優待株
『現代モービス』
『ネイバー』
『起亜自動車』
『現代モービス』
『ネイバー』
『起亜自動車』
と毎度おなじみの銘柄が続きます。
その一方で、外国人投資家と機関は巨額売り越しを続けているわけです。同期間での外国人投資家、機関の売り越しは以下になります。
外国人投資家:31兆8,269億ウォン(約3兆554億円)
機関:64兆2,382億ウォン(約6兆1,669億円)
機関:64兆2,382億ウォン(約6兆1,669億円)
ともあれ、韓国ではいまだ空前の株式ブームが継続中です。
これは先にご紹介しましたが、以下のように、実は2021年01月に買い越しが急騰しているのです。
01月だけで「約26兆ウォン」(KOSPI + KOSDAQ/約2.5兆円)も買い越しています。
これは2020年にもうかった!という人が多かったので、それに釣られて株式市場に投入する資金が大きくなったためと思われます。
この人たちはほぼ直近の天井圏で資金を投入しています。03月12日現在、天井圏から下落傾向にあります。下がると含み損を抱える人が多くなると思われます。
(吉田ハンチング@dcp)