以前から言及されていた「中国からの約2,000億ドル相当の輸入品目に10-25%の追加関税を賦課する」が間もなく実行に移されるかもしれません。すでに約500億ドル相当の輸入品目への25%の追加関税賦課が発動していますので、これが実現されると「計約2,500億ドル分の輸入品目についての制裁関税」が賦課されることになります。
さらにアメリカ・トランプ大統領は「その後、2,670億ドル相当の追加関税を賦課する可能性がある」と述べています。ここまで実現すると中国からの輸入品目全てについて制裁関税が賦課されることになるのです。
トランプ大統領は09月07日には日本についても言及し、日本との交渉がうまくまとまらなければ「一大事になることを(日本は)認識している」と語っています。アメリカの全方位の貿易戦争はとどまる様子を全く見せていません。
(柏ケミカル@dcp)