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中国当局が「例の亡命」絡みと見られる奇妙な文書を出す。「党を裏切らない」とは単なる誓いではない

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中国の「中央規律検査委員会・国家監督委員会」は2021年06月19日、奇妙な文書(下掲)を出しました。

タイトルは「永不叛党不仅仅是一句誓言」(「党を裏切らない」とは単なる誓いではない)です。

中国共産党の諜報員が寝返った話を紹介している

この文書の中で紹介されているのは、「顾顺章」(本名:顾凤鸣/1904~1935年)という人物で、中国共産党の秘密諜報機関の中央作戦部長でした。しかし、1931年に当時中国共産党と内戦を繰り広げていた中国国民党政府に逮捕されて亡命。中国共産党の秘密を告白したのです。

この文書では、この事態を憂慮して中国共産党が1935年05月21日に出した「当時の文書」(中央通知二二三号)をそのまま掲載しています。タイトルは「裏切り者の顾顺章を党から追放し、全ての党同志が全ての反逆者と戦うために」。

顾顺章氏の親族は中国共産党の手によって手によって粛正されています(実行部隊のトップは周恩来氏ととされています)。痛ましい話であると同時に裏切り者はその親族も許さない中国共産党の冷酷さを今に伝えています。

日本ではあまり知られていませんが、これは中国共産党の上層部なら恐らく絶対に知っている事件。ネット上で検索すればすぐに関連記事が見つかります。

中国「国家安全部」の董経維副部長がアメリカ合衆国に亡命したというウワサがネット上に拡散しているタイミングで、このような記事を出すのはタイミングが良すぎないでしょうか。

⇒参照・引用元:『中国中央規律検査委員会』公式サイト「重温经典 砥砺前行 | 永不叛党不仅仅是一句誓言」

(吉田ハンチング@dcp)

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