韓国「300万人が心痛」サムスン電子の株価は回復するか?という話

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韓国の国民的株式銘柄といわれる『サムスン電子』ですが、ここのところ低調です。以下の日足チャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。

2021年07月02日の時点で『サムスン電子』の株価は8万ウォン(約7,840円)。上掲のとおり、株価はヨコヨコですが、わずかながら下値を切り下げながら推移しています。

つまり、少しずつですが下落基調なのです。

上掲はKOSPI(韓国総合株価指数)のチャートを重ねてみたものですが、KOSPIは上昇していますが『サムスン電子』はヨコヨコです。このプライスアクションでは資金を投じてきた韓国の投資家は納得しないでしょう。

『ChosunBiz』には「300万の株主心痛」という『サムスン電子』の株価を心配する記事が出ています。で、これから上がるかです。

同紙記事によれば、金融会社では『サムスン電子』2021年第2四半期の業績は「売上:61兆4,427億ウォン/営業利益:10兆7,408億ウォン」と見ているとのこと。一部では11兆ウォンを超えるのではないか、という予測も出ています。

このような業績改善の見通しが出ているにもかかわらず、証券会社では『サムスン電子』の目標株価を下げているのです。もちろん下げているとはいっても、例えば『現代自動車証券』は「10万ウォンに下方修正」といった具合です。

上がらなければ300万人の投資家が報われませんが、ヨコヨコが続きそうな気配ではあります。「上がらなきゃ下がる」にならなければいいのですが。

⇒参照・引用元:『ChosunBiz』「”300만 주주 속앓이” ‘8만전자’ 턱걸이 삼성전자…7일 대반전 계기 잡을까」

(吉田ハンチング@dcp)

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