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【韓国のAmazon】に公正取引委員会の調査入る。逆境が続く『クーパン』

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韓国のAmazonと呼ばれる通販大手『Coupang(クーパン)』。

2021年06月17日、同社が京畿道に持つ巨大物流センター(倉庫)が大火で失われるという事件がありました。また、これをきっかけに『ゴールドマン・サックス』が「3,000億ウォン」の融資を回収しようという動きに出ています(本当に回収するのかはまだ情報なし)。

災難に見舞われている『クーパン』ですが、今度は公正取引委員会が同社に調査に入ったことが分かりました。

何が問題になったかというと、自社ブランドの商品を他社の商品よりも検索結果で上位になるようにアルゴリズムを調整していた――という疑惑を持たれたためです。

この疑いが黒と認定されると、法的には、公正取引委員会は是正命令を出し課徴金を徴収することができます。また、3年以下の懲役または2億ウォン(約1,960億円)以下の罰金もあり得ます。

上掲はアメリカ合衆国に上場した『クーパン』の株価チャートですが、火災の影響は全くありませんでした(チャートは『Investing.com』より引用)。ほとんどヨコヨコのプライスアクションで推移しています。

本当にアルゴリズムの操作を行っていたのであればフェアではなく、問題ではありますが、『クーパン』には現在逆風が吹いているといえそうです。

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(吉田ハンチング@dcp)

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