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中国当局が借金王『恒大集団』を呼び出して説教

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時に「宇宙一の不動産屋」と呼ばれる中国不動産ディベロッパー『恒大集団』は33兆円以上も負債を抱えており、流動性の危機(要はお金が足らない)にさらされています。

2021年08月20日、同社について興味深い記事が出ました。

中央銀行である『中国人民銀行』と『銀行保険監督管理委員会』が『恒大集団』の上級幹部を呼び出して面談を行ったとのこと。

いわゆる「預談」というやつです。『アリババ』の創業者・馬雲さんが締め上げられたのも、この預談によってのことでした。

中国メディアの報道によると、当局は『恒大集団』に「中国不動産業界のリーディング企業として、不動産市場の安定的かつ健全な発展のために、必ず中央政府の戦略的施策を誠実に履行しなければならない」と指導したとのこと。

簡単にいえば説教です。

また、「オペレーションを行って安定を維持し、債務のリスクを積極的に解決し、不動産市場と金融の安定を維持しなければならない」とし「規定に基づいて主要な事項について本当の情報を公開し、虚偽の情報を流布していないかすぐに解明しなければならならない」と要求した、とのこと。

これを受けて、『恒大集団』は20日、以下のプレスリリースを出しています。

2021.08.20
2021年8月19日、Evergrande Groupは、中国人民銀行および銀行保険監督管理委員会からのインタビューを受けました。

Evergrande Groupは、インタビューの要求を完全に実行し、不動産市場の安定的かつ健全な発展に関する中央政府の戦略的計画を揺るぎなく実行し、企業責任を効果的に果たし、プロジェクトの建設と物件の引渡しを質・量ともに確保するためにあらゆる努力と手段を尽くし、法令に従って重要事項の情報開示を断固として行い、不正確な情報を決して流さず、速やかに明らかにし、最大限の決意と強さをもって会社の運営を維持します。

会社の経営の安定性を維持し、負債リスクを解決し、不動産市場と財務の安定性を維持します。

⇒参照・引用元:『恒大集団』公式サイト

当局の指導をよく聞いていい子にします、という表明です。

また、同日『恒大集団』は、スマホで有名な中国『小米(シャオミ)』に『恒大集団』の電気自動車会社の株式、65%を売却するという、市場に流れているうわさは事実ではないと否定する声明を発表しました。

ステートメントでは、『シャオミ』に接触したのは事実だが詳細な要件は話し合っていないとしています。『恒大集団』はお金が足りませんので、同社の持つ資産の売却が進むのは確かです。

下衆の勘ぐりかもしれませんが、株価の釣り上げを狙って自分で流したうわさという可能性はないのでしょうか。リリースにある「不正確な情報を決して流さず」という部分が引っ掛かるのですが。

(吉田ハンチング@dcp)

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