UAE皇太子が韓国文大統領との会談を拒否。会いたくなくても当然です

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政権末期なためか外遊に勤しんでいる韓国文在寅大統領

2022年01月15~22日、6泊8日の日程でアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアエジプトの中東3カ国を歴訪中です。

外遊いきなりの首脳会談キャンセル

最初の訪問地、UAEでムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子との首脳会談がキャンセルされるという椿事が発生しました。

この方は、初代アラブ首長国連邦 (UAE) 大統領兼アブダビ首長の三男で、UAEの事実上の国家首班です。

文大統領は皇太子の代わりにムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームUAE首相兼ドバイ首長に会うことになりました。また、皇太子と行われるはずだった昼食会・夕食会はなくなりました。

韓国の青瓦台・大統領府は「皇太子が予測できなかった避けられない事情で出席できなくなった」「UAE側から丁重に了解を求めてきた」としています。

しかし、文大統領は異例なことにドバイに3泊4日も滞在するのです。3泊4日もいて一度も会えず仕舞いだとすれば、これは明らかに冷遇であり、面会の拒否です。

皇太子が会いたくない理由は?

面白いことに、韓国側は「韓国型迎撃ミサイルシステムを購入」と成果を誇っています。

これは、Money1でも先にご紹介した「天弓2」の件の続報です。35億ドル規模の輸出契約を交わしたとのことで、こちらは良かった、良かったなのですが……。

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それよりも首脳会談が行われなかった理由です。

ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子は韓国に遺恨がありますので、それが原因とも考えられます。

韓国製のバラカ原発に絡んだ遺恨です。

先にご紹介したことがありますが、韓国はバラカ原発との契約を取るために「秘密軍事協定」を結んでいました。

UAEで有事が起こったら韓国軍が自動参戦するという内容です。

この秘密協定は今も生きていて、2011年から現在に至るまで、韓国軍は小規模ながら「アーク部隊」100名ほどをUAEに常駐させています。

「秘密協定を結んでいたぞ!」と暴露したのが他ならぬ文政権です。

保守政権の悪いところを暴いたつもりでしょうが、その上、「密約だったので無効」と主張。

当然ながら、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子を激怒させました。皇太子は韓国・麗水に備蓄していた600万バレルの原油を全て引き上げたのです(共同備蓄の名目で有事の際には韓国側が使ってもいいという約束だった)。

この後も、バラカ原発の保守・整備の契約を巡って神経戦が繰り広げられました。

国と国との約束を守らない韓国には嫌気がさしているに違いありませから、皇太子が会いたくないというのも不思議ではありません。

これから追加情報が出るかもしれませんが、皇太子が会いたくなくなるような提案を韓国側がしてしまったのかもしれません。

続報にご注目くださいませ。

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(吉田ハンチング@dcp)

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