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【凍結3,624億ドル】ロシアの外貨準備の60%を押さえた――と英発表

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アメリカ合衆国イギリスは歩調を合わせてロシア政府への経済制裁を強めています。

2022年04月05日、イギリスのElizabeth Mary Truss(エリザベス・メアリー・トラス)外務大臣が「ポーランド、イギリスがウクライナを支援」というスピーチを行ったのですが、その中に見逃せない部分があります。

(前略)
So far our sanctions have had a crippling impact on those who feed and fund Putin’s war machine.

これまでのところ、われわれの制裁は、プーチンの戦争マシンを養い、資金を供給する者たちに対して、破壊的な影響を及ぼしている。

This week we will announce that we have frozen over $350 billion of Putin’s war chest, making over 60% of the regime’s $604 billion foreign currency reserves unavailable.

今週は、プーチンの軍資金のうち3,500億ドル以上を凍結し、政権の外貨準備高6,040億ドルの60%以上を使用不能にしたことを発表する予定である。

Our coordinated sanctions are pushing the Russian economy back into the Soviet era.

我々の協調的な制裁は、ロシア経済をソビエト時代に逆戻りさせるものである。
(後略)

⇒参照:引用元:『イギリス政府』公式サイト「Poland and UK support for Ukraine: Foreign Secretary’s statement to Warsaw press conference」

これまで、自由主義陣営の経済制裁によって「ロシアの外貨準の半分を凍結した」といわれてきたのですが、「60%を押さえた」というのです。

6,040億ドル60%ですから、凍結されたのは「3,624億ドル」(約44兆8,506億円)ということになります。

60%凍結が今週中に発表されるとのことなので、それを待ちましょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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