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韓国通貨当局の口先介入は全く効果なし。ウォン安を止められなかった

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韓国のウォンが急速に安くなっていますが、ここまで韓国の通貨当局は口先介入は全く効果がありませんでした。

そもそも『韓国銀行』の新総裁である李昌鏞(イ・チャンヨン)さんは特に為替介入にあまり積極的ではないと見られています。

というのは、2022年04月25日、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「ドルインデックスと同様の下げ幅」「ウォンだけが特に下げているわけではない」という発言をしているからです。

「日本円は他の国に比べて円すごく下げてしまったが、私たちの場合、他の新興国市場やユーロ、その他の通貨に比べて大幅に切下げになった状況ではない」とも。

市場ではこれは「ウォン安を容認する発言とも取れる」と解釈されました。

ただし、「必要な場合には、市場安定のための努力を傾ける」とも述べているのですが、「ウォンがそれほど下げているとはいえない」という発言と込みですから、この口先介入発言の影響力は相殺されました。

そして、この後もウォン安が進行。

04月28日、ウォンの急進が見過ごせなくなり、洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官が「急激な市場変動が発生した場合、市場安定措置を実施するという原則を守る」と発言。

翌日、29日には陰線になりますが、ウォン安はいまだ非常に安い水準で止まっています。

ちなみにこの日、企画財政部の次官が出て「ウォン・ドル為替レートが1,230ウォンを超えたが、これまで見守ってきた為替レート水準では今がほぼ最も高い水準」と、ここが天井だよと示唆したのですが、それでもウォン高トレンドに転じるようには見えません。

以下のチャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用/2022年05月02日14:51現在)。

上掲のとおり、いまだウォン安進行が止まったというサインは出ておりません。韓国通貨当局の口先介入が全く効果がなかったことが分かります。

特に『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)新総裁は、もう『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)勤務ではないので、韓国の立場から本気を出さないといけないのではないでしょうか。どこか他人事のような気配があります。

「日本円より下げてない」は確かに事実ですが、だから大丈夫!とはならないでしょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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