韓国の文在寅前大統領が「脱原発」政策を推進し、原子力発電所の稼働をできるだけ行わないようにしました。
そのため、とうてい実現できないような電力供給のロードマップを作成。強力に推進したのですが、尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権では真逆の姿勢となっています。
「原発をできるだけ利用する」という方向に舵を切ったのです。そのため、文前政権が稼働停止とした原発も再稼働が行われています。
しかし……。
計画予防整備を終えて、2022年05月30日に再稼働した「古里2号機」が06月01日に出力100%に達した後、03日18:05頃に発電所内部の遮断機の損傷によって原子炉が停止しました。
以下が現在(2022年06月04日13:41)のステータスです。
↑Google Chromeの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。⇒参照・引用元:『韓国 水力原子力発電』公式サイト「原子力発電所ステータス」
幸いなことに原子炉は安全に停止した状態で、放射能漏れは観測されていません。
以下が『原子力安全委員会』が2022年06月03日に出したプレスリリースです。
『原子力安全委員会』によれば調査に着手したとのこと。先にご紹介したとおり、韓国の原発は海岸沿いに建っているくせに塩害対策ができておらず台風で停止したりします(本当です!)。
今回の「再稼働後3日で停止」事件も何かしょむないことが原因の可能性があります。情報が出たらまたご紹介するようにします。
日本のスグ斜め上にある原発なので、くれぐれも事故がないようにしていただきたいものです。
(吉田ハンチング@dcp)