韓国では、野党に転落した『共に民主党』と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領をかつぐ与党『国民の力』との激突が激しくなっています。
「検察から捜査権を完全に剥奪する法律」が09月から施行されますが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の秘蔵っ子で法務部長官となった韓東勳(ハン・ドンフン)さんが、検察に捜査権を確保するための戦いを続けています。
先にご紹介したように、法文のすきを突き、大統領令を使ってこれをかわすことを宣言しました。
当然のことながら、『共に民主党』はこれに猛反発。立法府の意思を政府が勝手に無視するのかと、韓東勳(ハン・ドンフン)長官を国会法制司法委員会で吊るし上げようとしたのですが……。
↑マスクを取ると山崎邦正(月亭方正)さんに似ている韓東勳(ハン・ドンフン)さん。
同委員会での「野党議員 vs 韓東勳長官」の舌戦が大変に注目されましたが、「韓東勳は格好いい」「正義の闘士」と人気になったのです。
野党『共に民主党』からすればガッカリでしょう。吊し上げてやろう――が全く裏目に出ました。
上掲はYouTubeの『SBSニュース』チャンネルで公開された「国会法制司法委員会」の中継動画です。2時間46分13秒もある、ほとんど脂っこいオッサンしか出てこないにもかかわらず、なんと54万回以上(2022年08月28日10:57現在)も再生されています。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領、韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官は、「正面突破が信条」の師弟コンビですが、韓東勳(ハン・ドンフン)長官は今回の野党議員からの攻撃を真正面からはじき返そうとしています。
この姿勢が国民の人気が上がっている理由かもしれません。
尹錫悦(ユン・ソギョル)政権の先行きがどうなるのか(支持率が下がっていることもあり)不明ですが、この姿勢を崩さず人気を維持すれば、韓東勳(ハン・ドンフン)さんは大統領候補までいけるかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)