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『韓国銀行』李総裁が「あンた、背中が煤けてるぜ」的な。「痛くても金利を上げる!」

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韓国銀行』が何%金利を上げるかが注目されています。

次の金融通貨委員会が2022年10月12日ですので、間もなくです。現在、韓国の基準金利(政策金利)は2.50%で、アメリカ時間が「3.0~3.25%」ですので、上限では「0.75%」の差がついています。

韓国は尋常ではないインフレに襲われていますし、ウォン安進行を食い止めるためもあって金利をさらに上げざるを得ません。

『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、年内のあと2回の利上げタイミングについて「0.25%ずつが望ましい」としていたのですが、アメリカ合衆国『FOMC』(Federal Open Market Committeeの略:連邦公開市場委員会)でジャイアントステップ(0.75%=75bp)の利上げが決まったので、悠長なことを言っていられなくなりました。

そのため、来る12日の韓国金融通貨委員会では、「0.50%(=50bp)」のビッグステップを踏むだろうという見方が強まっています。

2022年10月07日、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は国会で開催された財政委員会全体会議に出席し、興味深い発言を行いました。

以下に『中央日報(日本語版)』記事から一部を引用します。


↑『哭きの竜』※的な感じになっている『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁。企画財政委員会全体会議で議員からの質問に答えているところ。今にも「あンた、背中が煤けてるぜ」とか言いそうです。

韓国銀行(韓銀)の李昌ヨン(イ・チャンヨン)総裁が7日、「物価上昇率が5%を超えれば、いくつか苦痛が伴っても金利を引き上げて物価を抑えなければいけない」と述べた。

李総裁は物価高やウォン安など現在の韓国経済状況についても「我々が経験しているこの事態は相当な期間続きそうだ」と語った。

李総裁はこの日、国会企画財政委員会の国政監査で「来年1-3月期まで5%以上の高い物価上昇率が維持されるだろう」と述べた。
(後略)

⇒参照・引用元:『中央日報(日本語版)』「韓銀総裁『物価上昇率5%超なら苦痛伴っても利上げ必要』」

李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は2023年の第1四半期まで5%以上の高物価が続くと見ています。

で、多少の痛みを伴っても金利を上げるのだ――と述べました。

上げるのは規定路線なのですが、焦点は「いくら上げるのか」です。下馬評どおり「0.50%」で済ませるのでしょうか。(国内事情があって恐らく無理ですが)「0.75%いっとく?」になるでしょうか。

12日の判断にご注目ください。

哭きの竜』は能條純一先生の伝説的麻雀漫画。

この漫画が大ヒットした時代、雀荘には、鳴いて、鳴いて、場を荒らした揚げ句に1,000点で上がるという、頭が煤けた素人雀士が多数出現したそうです。

(高橋モータース@dcp)

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