韓国『共に民主党』の党首李在明(イ・ジェミョン)国会議員との癒着問題が取り沙汰されている『SBW』(サンバンウル)社の前会長、キム・ソンテさん。
Money1でもご紹介したとおり、国外逃亡中でしたが、タイのゴルフ場で現地移民局の人員に身柄を拘束されました。
この人はまさに韓国の財閥グループの会長だなぁ――という人物。政界との癒着、北朝鮮への送金疑惑を提起されています。なにせ従業員に命じて中国経由でドルを運ばせたというのですから、スゴイとしか言えません。
これが事実であり(すでに韓国メディアでは検察が確証をつかんでいると報道されています)、裁判で有罪となれば与敵罪の適用があり得ます。何度もご紹介していますが、韓国で与敵罪は極刑です。
第93条(与敵)
敵国と力を合わせて大韓民国に抗敵した者は死刑に処す。
第99条(一般利敵)
第7条に記載した以外に大韓民国の軍事上の利益を侵害したり、敵国に軍事上の利益を供与した者は無期または3年以上の懲役に処する。
さらにスゴイのは、検察に対して「李代表と関連した陳述をするから『SBW』(サンバンウル)の不正は見逃してほしい」と交渉をもちかけた――と報道が出ていることです。
検察サイドからのリークと目されますが、キム・ソンテ『SBW』(サンバンウル)前会長はこのような情報が出てくるほどのキーマンなのです。
タイで拘束されたキム・ソンテ前会長は、現地の拘置所が衛生面・健康面で不安があるとし「帰国」を選択したとのこと。早ければ2023年01月13~14日に韓国に送致・到着します。
検察は手ぐすね引いて待っているでしょう。
――というわけで、李在明(イ・ジェミョン)『共に民主党』党首の身柄はますます危なくなりました。2023年01月10日に検察の捜査で出頭した李在明(イ・ジェミョン)さんは12時間の取り調べを受けました。これは、Money1でもご紹介してきた「城南FC」の収賄絡みの件です。
しかし、『SBW』(サンバンウル)との癒着問題はまた別件です。キム・ソンテ会長の口から何が飛び出すのか、が非常に注目されます。
(吉田ハンチング@dcp)