【半導体戦争】韓国半導体企業「中国での業績」も悪化していた

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2022年第4四半期に、韓国の半導体企業の世界的2Top、『サムスン電子』と『SKハイニックス』の業績は大きく傾きました。

実は、両社の業績は中国本土の子会社でも大きく下落したことが分かりました。

『サムスン電子』の中国上海法人(略称「SSS」)は、2022年の総売上は「21兆3,706億ウォン」で、2021年の「32兆3,261億ウォン」から約10兆ウォンの減少。

NAND型メモリーを生産する『サムスン電子』西安法人(略称「SCS」)は当期純利益が「6,338億ウォン」と、2021年の「1兆7,088億ウォン」から62.9%減少です。

『SKハイニックス』のDARMを生産するファウンドリーを持つ『SKハイニックス』無錫法人は、総売上「9兆5,242億ウォン」で、2021年の「12兆9,389億ウォン」と比較して26.4%減少。NAND型メモリーを生産する法人は「当期純利益:-4,600億ウォン」と赤字に転落しました。

先にご紹介したとおり、このように業績が悪化した上に、アメリカ合衆国による生産のキャップがはまるのです。逃げられない上に業績がさらに悪化することが考えられます。

ファウンドリーを中国企業に売ることもできないでしょうから(最先端の半導体製造装置などが中国本土に入ってこないので中国企業が買っても維持できない)、これは本当に二進も三進もいかなくなってのではないでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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