韓国「13カ月連続の貿易赤字」が確定!-46億ドルで半導体「-34.5%」

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2023年04月01日、韓国の産業通商資源部が「2023年03月の輸出入動向」のデータを公表しました。

以下です。03月20日までの時点で大きな赤字が予測されていましたが、どうなったかというと……。

2023年03月
輸出:551億2,500万ドル
輸入:597億4,600万ドル
貿易収支:-46億2,100万ドル

⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2023年03月の輸出入動向」

03月の貿易収支も赤字で締まりました。通関ベースとはいえこれで13カ月連続の貿易赤字が確定です。貿易赤字が13カ月以上続いたのは、1995年01月~1997年05月に連続赤字を記録して以来のこと。

つまりアジア通貨危機(韓国の呼称は「IMF危機」)以来のことです。


↑13カ月連続赤字が確定しました。

以下が15大輸出品目の輸出金額ですが――。

対前年同期比でプラスになったのは、自動車(+64.2%)と二次電池(+1.0%)だけ。

韓国の輸出を支える半導体は「-34.5%」と減少傾向は変わりません。

次に主要輸出相手国別の輸出金額ですが――。

対中国輸出は、対前年同期比で「-33.4%」と大変に弱っています。

半導体と対中国輸出が戻りませんので、事態は悪化したママです。-46億ドルくらいの通関ベース貿易赤字は、(文在寅政権時代なら)国際収支統計では平気で黒転していたのですが……恐らくはなっても薄い黒字と予測できます。

サービス収支が赤字拡大方向にありますので、第1次所得収支がどのくらいの黒字になるかで、経常収支の赤黒が変わるでしょう。

さあ「残酷な四月」に入りました。韓国は04月を経常黒字にするのは難しいので、間もなく発表される02月の国際収支統計が見ものです。

(柏ケミカル@dcp)

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