「韓国は誠意、誠意と言っている。誠意って何かね?」と揶揄して参りましたが、今度は傑作なことに中国です。
2023年06月02日、シンガポールで「アジア安全保障会議」が開催されました(04日まで)。もちろん日本も参加していますが、各国の国防担当者が一同に集いました。
アメリカ合衆国は、この機会に中国へ「会談の開催」を呼びかけたのですが、中国はこれを拒否。合衆国・オースティン国防長官と中国・李尚福国防相との会談は実現できませんでした。
拒否した中国の李尚福国防相さんは、以下のように述べています。
↑中国の会談拒否、李尚福国防相の発言を伝えるYouTube『TBS NEWS DIG』チャンネル
「中国とアメリカの問題は両国だけでなく世界に影響を及ぼす。
アメリカが誠意を示し、言動に一貫性を持たせ、中国側と同じ方向に進むよう実践的に行動する必要がある」
大笑いな発言です。合衆国が「中国側と同じ方向に進む」ことなどあり得ないでしょう。そもそも「中国側と同じ方向」というのはなんでしょうか。
中国共産党のように一党独裁を行い、自由民主主義、法治を捨てろということでしょうか。言論の自由を奪い、ネットを統制せよでしょうか。習近平を崇めよでしょうか。
韓国の場合は「謝罪と賠償」ですが、では中国がいう「誠意」とはなんでしょうか?
(吉田ハンチング@dcp)