2026年01月19日、中国の国家統計局が「社会消費品小売総額」のデータを公表しました。
「社会消費品小売総額」は中国国家統計で使われる代表的な消費指標です。「家電・食品・衣料・日用品など、最終消費向け小売の合計」を示しています。
12月の社会消費品小売総額は4兆5,136億元で、前年同月比0.9%増となった。このうち、自動車を除く消費品小売額は3兆9,654億元で、1.7%増であった。
2025年の社会消費品小売総額は50兆1,202億元で、前年比3.7%増となった。このうち、自動車を除く消費品小売額は45兆1,413億元で、4.4%増であった。
中国では景気が韓国よりも悪く、中国については「こんなに景気が悪い」といった報告がさまざまなアカウントでSNS、動画サイトに発信されています。法輪系の歌舞いているメディア『看中国』のYouTube動画など、見ているだけで気が滅入ってくるほどです。
消費が低迷していれば本当に景気が悪いわけで、以下はこの資料に添付されている対前年同月比の「社会消費品小売総額」の増減です。

「第5回全国経済センサスの結果に基づき、消費財小売総売上高およびオンライン小売売上高のデータが改訂されました。 2025年の消費財小売総売上高およびオンライン小売売上高の関連指標の月次成長率は、比較可能な基準に基づいて算出されています」――と修正が入ったのですが、
2025年06月以降は、はっきりした減速局面に入ったことが見てとれます。政策刺激(消費促進策・補助金)も効いていないことから、「消費の基礎体力が弱い」と分かります。
次に細目です。
当月、建築・内装資材は「-11.8%」となっているのは、不動産市況がどん底なので当然ですが、輸出絶好調などとうそぶいている「自動車」は「-5.0%」。
これで暫定版にせよ2025年の通年が締まったわけですが、自動車は通年で「-1.5%」です。自動車消費は減っており、要するに過剰生産しているのですが、国内では売れず、外国に消費を押し付けているわけです。
(吉田ハンチング@dcp)







