韓国『共に民主党』がジリ貧。支持率が3割を切る

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2024年04月に行われる韓国の総選挙では、国会の過半数を占めている『共に民主党』が勢力を維持できるのか、それとも現与党の『国民の力』が国会で多数を占めるようになるのか――が大きな注目ポイントです。

ここで『国民の力』が負けるようなことがあると、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は残り3年で早くもレイムダックに陥るかもしれません。

総選挙まで残り8カ月あまり。

2023年07月28日、韓国ギャラップが世論調査の結果を公表しました。

韓国の世論調査はそもそもNの数が少ないのと回答率が異常に低いといわれます。また、どんな組織が調査を行ったかで結果に偏りが生じるとも。

結局、どの調査を信じるのかになってしまいますが、『ギャラップ』と『リアルメーター』はまだマシといわれます。

以下のギャラップの最新結果をご覧ください。まず大統領の職務遂行についての評価です。


↑赤い実線が尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の職務遂行についての肯定的評価。×のついた破線が否定的評価です/データ出典:『韓国ギャッラップ』「韓国ギャロップデイリーオピニオン第552号2023年07月 第4週」

2023年07月の最終週は、肯定的評価が上昇して35%となりました。逆に否定的評価は下落して「55%」です。

次に、政党別支持率です。以下をご覧ください。


↑水色のラインが最大野党『共に民主党』の支持率。赤いラインが政府与党『国民の力』の支持率です/データ出典は同上

『共に民主党』の支持率は「29%」で30%を割り込みました。逆に『国民の力』の支持率は「35%」まで上昇しています。

06月の第5週には「『共に民主党』34% 『国民の力』31%」と、与党が野党に逆転されたのですが、『国民の力』は巻き返してその差を6%ポイントにまで開けました。

Money1でもご紹介しているとおり、『共に民主党』の党首の李在明(イ・ジェミョン)さんは往生際悪くジタバタしていますし、支持が高まる要素はほとんどありません。また、例の福島処理水の問題で非科学的な主張を繰り広げたものの、『共に民主党』への支持はほとんど上昇しませんでした。

『共に民主党』としては来たる総選挙で何がなんでも勝たなければなりません。『国民の力』が国会で過半数を占めることになると、『共に民主党』議員の監獄行きが加速するからです。

『共に民主党』『国民の力』共に失点は一切許されません。

例の「大雨ゴルフ」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)さんは「党員権停止10カ月」というけっこう重めの処分になりました。これも、国民の非難を浴びた政治家はきちんと処分しますよ――という『国民の力』のアピールと思われます。

党首からして大ウソつきの『共に民主党』はジリ貧になってきました。どんな反撃策を取るのかにご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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