韓国の通貨「ウォン」の安値進行が一般メディアでも取り上げられるようになっています。このウォン安が「急速進行」の異常事態になったのは12月02日(月)からと明確にいえます。
上掲チャートのように「ウォン高のレジスタンスライン」(逆にいえばウォン安のサポートライン)で跳ね返り、ウォン安が進行しだしたのは11月18日です(チャートは『Investing.com』より引用/以下同)。
ドルの強さを示す「DXY」を重ねてみると上掲のようになります。チャート上ではドルウォンがローソク足、DXYはバーで表示されていますが、DXYとドルウォンの高安トレンドが一致していることが普通です。
基軸通貨(キーカレンシー)であるアメリカ合衆国のドルが弱まると新興国通貨は普通強まり(高くなり)ます。しかし、見ていただければ分かるとおり、12月02日を境にDXYが下がり、つまりドルが弱まっているのにウォン安が進行しています。
これはディバージェンスの発生で異常事態です。識者からウォンの独歩安なんて言葉が出るのを、このディバージェンスが裏付けているといえるのではないでしょうか。
南朝鮮「ウォン安」10月16日異常事態 ウォン売り進行
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※バーは以下のように見ます。
比較のため、チャート上のバーの色は上昇が緑、下落が赤になっていることに注意してください。
(柏ケミカル@dcp)
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