2023年09月26日、韓国の定例記者ブリーフィングで日中韓首脳会議への期待が高まっている様子が窺える質疑応答がありました。
以下をご覧ください。
<質問>
今日の日中韓高官級会議で3国首脳会談の日程が確定したのか知りたいです。
(『メディアペン』キム・ソジョン記者)<回答>
本日午前開催された日中韓3国首脳会議では、日中韓首脳会談の推進日程に関する議論が行われました。私たちは議長国として日中韓首脳会談の早期開催に向けて関連国と引き続き協議していく予定です。<質問>
先ほどの質問に関連して、日中韓首脳会談が12月18日以降に開催されるという日本の報道がありましたが、外交部で確認できることはないのか教えてください。
(『SPN』パク・セリム記者)<回答>
今朝開催された日中韓高官級会議では、3国首脳会談を相互に都合の良い最も早い時期に開催することにし、また、首脳会談の準備のための3国間の外交長官会議も早急に開催することにしました。<質問>
日中韓首脳会談に関連して追加質問させていただきます。経済協力分野で注目すべき議論が行われた内容があるか、そしてその他、今回の会議に意味を置くことができる部分があればどんなものがあるか教えてください。
(『ザ・ファクト』チョ・チェウォン記者)<回答>
今回の会議は、過去4年間停滞していた3国政府間協力が再活性化される第一歩を踏み出したということに意味があると言えます。特に、日中韓の代表は、3国首脳の首脳会談の開催に対する共感をもとに、3国政府間協力を早急に復元し、正常化しなければならないということで意見は合致しています。
また、3国代表は3国間協議体を復元する過程で、3国の国民が体感できる成果物を作ることが重要であることで意見は一致し、今後、これに関連して引き続き協議していくことにしました。
「日本の報道では12月18日以降に開催されると報道されていますが……」という箇所がありますが、日本の『TBS』によれば「韓国政府が今年12月中の開催を日本、中国政府に打診していたことがJNN(TBSテレビをキー局とする、日本の民放テレビ局のニュースネットワーク)の取材で分かりました」となっています。
つまり、韓国政府が早期開催を目論んで、日本と中国を口説いているのです。
中国の報復を恐れている韓国にとって、日本を盾にできる3カ国の首脳会議は意味があるかもしれませんが、日本にとってはそんなこと知ったことではありません。
福島処理水、領海など、中国が一方的に悪い問題が積み上がっている日中関係ですが、首脳会議を早期に行うことが日本のためになるでしょうか。
日中韓首脳会議について脇の甘い声明など出されたりすると、日米関係が悪化する可能性があります。
やりたければ中韓で行えばよさそうなものですが、それでは恐らく習近平総書記が訪韓しないでしょう。習近平の腰を上げさせるためにも、ここは日中韓でなければならないのです。
日本は韓国のペースに乗せられないように十分な注意が必要です。国益に反するなら蹴っ飛ばせばいいのです。韓国と日本では立ち位置が違うのですから。
韓国を護ってやる義理などありません。またぞろ「後頭部を殴られた」などと言い出すかもしれませんが、自分の力で自国を守れない国など滅びても仕方ありません。
あの全然信用できない増税メガネが心配です。
(吉田ハンチング@dcp)