2024年01月18日、『韓国預託決済院』に面白いデータが出ました。
↑KOSPIは低調で下落トレンド。2024年01月19日終値は「2,472.72」(チャートは『Investing.com』より引用:日足)
Money1でも連日ご紹介しているとおり、KOSPIは下落トレンドで19日のギャップアップで少し戻した形です。
この下落トレンドに「アリ」と呼ばれる個人投資家の皆さんが、韓国株式市場を嫌気してアメリカ合衆国市場に逃げ出しています。
『韓国預託決済院』によれば、2024年に入ってから01月18日までに、個人投資家は合衆国株式市場において71億5,696万ドル株式を買収。
実は合衆国市場への資金投入は、すでに2023年下半期から始まっています。
2023年09月:103億5,863万ドル
同10月:109億359万ドル
同11月:94億1,637万ドル
同12月:112億4,951万ドル
同10月:109億359万ドル
同11月:94億1,637万ドル
同12月:112億4,951万ドル
と100億ドル以上を投じた月が目立ちます。
01月は昨年12月のすでに「63.6%」に達しています。このまままいくと単月ベースでの買収新記録を達成する可能性があります。
資金が合衆国に逃げているというのは問題です。ウォン安が進行しますし、また国内の投資家が自国の株式市場より外国の方がいいと考えているわけですので。
(吉田ハンチング@dcp)