「韓国『現代』『起亜』はトヨタと共にハイブリッド技術を最も長く磨いてきた」

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世界的に電気自動車の普及に急ブレーキが掛かっています。中国以外の自動車メーカーは、BEV(バッテリー電気自動車)一辺倒の戦略を止め、ラインアップに「ハイブリッド車」(HV)を拡充しようとしています。

「電気自動車強国」を自称する韓国でも、「こりゃいかんわ」とハイブリッド車を急きょラインアップに加えようとしています。まだ出ていませんが、高級車ブランド(と自称する)「Genesis(ジェネシス)」にもハイブリッド版が追加される予定です。

2025年に登場すると報道されています。付け焼き刃でパリパリと開発中なのでしょう。

この韓国自動車メーカーもハイブリッド車を拡充しようとしていることについて、『朝鮮日報』が記事を出しており、面白いことを書いているのです。以下に該当部分を引用します。

(前略)
世界自動車市場の気流が変わり、韓国自動車産業もさらにハイブリッド中心に変化する兆しだ。

電気自動車投資を増やし、先頭走者テスラ追撃に乗り出した現代車・起亜が最近市場状況に合わせて戦略を一部調整している。

トヨタと共にハイブリッド技術を最も長く磨いてきた現代車・起亜は次世代ハイブリッドシステムを開発中だ。

もともとは来年から100%電気自動車だけ発売することにした高級ブランドジェネシスにハイブリッドモデルが投入されることが分かった。

北米戦略型起亜テルライド第2世代モデルにもハイブリッドを追加する案を検討している。起亜も現在6種のハイブリッドモデルを2026年8種、2028年9種に拡大、順次北米・欧州市場に投入する計画だ。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「ハイブリッドを持つ者」が笑う…忙しい車業界」

もう何度だっていいますが、韓国には基本的にハイブリッドの技術などありません。にもかかわらず、『現代自動車』『起亜自動車』は「『トヨタ』と共にハイブリッド技術を最も長く磨いてきた」と書いています。

「あれ? そうでしたっけ?」と誰もが驚くでしょう。

再度ネットで伝わってきた韓国ハイブリッド車開発の「くだり」を以下に貼っておきます。

現代自動車 ⇒ トヨタにハイブリッド車の技術移転を要求
トヨタの回答 ⇒ 断る

現代自動車 ⇒ トヨタにハイブリッド車の共同開発/OEM販売を提案
トヨタの回答 ⇒ 断る

現代自動車 ⇒ トヨタにハイブリッドメカニズムの販売を要求
トヨタの回答 ⇒ 断る

現代自動車 ⇒ トヨタに保守交換部品としてハイブリッドメカニズムの販売を要求
トヨタの回答 ⇒ 弊社のハイブリッド車ユーザに対してならば当然可能と回答

現代自動車 ⇒ 部品リストを元に一台分のハイブリッドメカニズムのみの合計価格を試算
⇒ 800万円以上になることが判明して激怒

現代自動車 ⇒ 腹立ちまぎれに韓国内の新聞でトヨタを詐欺企業として非難。トヨタのハイブリッド車は500V以上の高圧電流を使っているので感電死する可能性が高いという噂を流布
トヨタの反応 ⇒ 無視

現代自動車 ⇒ クリックという小型車にパナソニック製の電池と三菱製のモータを追加した回生充電機能のないモーターアシスト車を数台試作しハイブリッド車として官公庁にリース配布していたが、元になったガソリン車より燃費が悪かったことが発覚し、慌てる

現代自動車 ⇒ 腹立ちまぎれにターゲットをハイブリッドからディーゼルに変更
日本のディーゼルエンジン技術は遅れているという噂を新聞を使って流布
(実際は日本とドイツがディーゼル機関の主要特許を独占)
日本の反応 ⇒ 無視

現代自動車 ⇒ 大規模石油精製所をもたない韓国は2007年の原油高騰の影響をモロに受け軽油の値段がガソリンより高くなるという珍現象が発生。そのためディーゼル車の販売台数が激減。腹立ちまぎれにターゲットをディーゼル車からハイブリッドに再度戻す

現代自動車 ⇒ トヨタ車の特許の壁に気づき、腹立ちまぎれにターゲットをトヨタからホンダに変更

2007年、韓国の新聞を使って、2年後にはホンダのハイブリッド車を抜くと発表
ホンダの反応 ⇒ 無視

現代自動車 ⇒ ホンダが低価格車インサイトを開発中だと知り、腹立ちまぎれにターゲットをLPGハイブリッドに変更。しかし、インフラを必要とするLPG車は韓国内でしか販売するメドが立たないため、収益の見込みゼロだと気付く

現代自動車 ⇒ 腹立ちまぎれにターゲットを電気自動車に変更するも、頼りにしていたLG化学のバッテリーでは価格と安全性の点から これからの主流となる安価な小型車には搭載できないことがはっきりしてくる

李大統領 ⇒ ウォン安で破綻寸前だった際、スワップ枠拡大依頼のついでに日本政府 に対して現代車の購入と技術移転を要求

日本政府 ⇒ 借金のことならIMFへどうぞ、購入車種決定は消費者が決めること。技術移転はいたしません

韓国の新規技術開発などお粗末なもので、水素自動車(燃料電池車)にしても『トヨタ』が特許をオープンにしてくれるまで手も足も出なかったのです。Money1でも先にご紹介しましたが、最近色目を出している「韓国の水素技術」なるものも、『岩谷産業』などの企業が長年培ってきた基礎技術がなければ何もできません。

結局、韓国にできることは技術移転を要求することだけです。日本企業の皆さんはくれぐれも、韓国が泣こうが喚こうが、たとえ増税メガネから促されても決して技術移転をしないでください。

日本企業から丸パクリしたものであっても「韓国企業の国産技術」などと言い出します。上掲の「『トヨタ』と共にハイブリッド技術を最も長く磨いてきた」などという「言いよう」からも分かるとおりです。

(吉田ハンチング@dcp)

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