2024年08月19日午前03時15分頃(現地時間:以下同)、サクラメントから北東に約113キロ離れた高速道路で走行中だった『Tesla(テスラ)』の電気トラック「Semi」で火災が発生しました。
外信によると――突然道路を外れた後、路上横にあった木と衝突し、バッテリーから発火、炎上した――とのこと。
出動した消防士は有毒ガスのためにバッテリーが消えるまで待たなければならず、同時に高速道路は完全に閉鎖。火が消えて道路利用が再開されたのは事故から約16時間が過ぎた19時20分頃だった――と報じています
すでに『NTSB』(National Transportation Safety Boardの略:国家運輸安全委員会)が動き出しており、22日、カリフォルニア高速道路パトロール隊と共に19日に『テスラ』の「Semi」に対して安全調査を開始した、と明らかにしました。
また『NTSB』は「リチウムイオン電池に関連する火災の危険に関心を持って調査を決定した」「残骸を調査し、衝突や火災につながった今回の事件の詳細を調査する」と説明し表明しました。
↑『テスラ』の「Semi」の火災について報じるYouTube『KCRA 3』チャンネルの動画。
ニュースの影響か『テスラ』の株価は下掲のように急落しました(チャートは『Investing.com』より引用:2024年08月23日20:30時点)。
前日終値よりも「5.65%」の下落です。5%を超えていますので暴落と呼んで差し支えありません。
(柏ケミカル@dcp)