2024年09月06日、日本の岸田文雄首相が思い出づくりで韓国を訪問。
韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領と会い、日韓首脳会談が始まりました。
岸田首相と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の会談はこれで12回目と数えられており、岸田さんが首相を退任する前の最後の会談となる予定です。
岸田首相は以下のような発言を行ったとのこと。
「日本と韓国は困難な時期を克服してきた先人たちの努力を継承し、未来に向けて協力していくことが非常に重要だ」
「昨年3月、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の大きな決断以後、東京首脳会談で私たち二人が提示した方向に応じて多くの分野で両国間対話と協力が動き始めた」
「1998年に日韓共同宣言を含め、歴史認識関連歴代内閣の立場を全体的に継承していることを明確に申し上げた」
「ここソウルで私は当時難しい環境で数多くの人々が非常に大変で悲しい経験をした。物事に胸が痛く思うとも申し上げた」
「両国関係に新たな場が開かれ、両国国民の間で交流が拡大し、相互理解が深まっていることをうれしく思う」
「今日12回目の会談にふさわしい未来韓日関係のための深い議論を期待している」
「来年の国交正常化60周年を見据えながら両国間の協力と交流を持続的に強化していく方向を確認したい」
「今日の戦略環境下で両国間の緊密な共助は地域の平和と安定に不可欠」
「朝鮮半島の平和と安定は国際社会全体においても大きな利益」
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の発言は以下のようなものです。
「日米韓協力を進展させるためには、私と岸田首相が積み重ねてきた両国協力の肯定的な勢いを続けていくことが重要だ」
「日韓関係に残っている難しい問題を前向きな姿勢で一緒に努力することを望む」
「首相が任期を終える前に再びソウルに来て、韓日関係発展に対する固い意志を確実に見せている」
「私たち二人の強固な信頼に基づいて、過去1年半の間、韓日関係は大幅に改善された」
「首相と一緒に成した成果は、私が大統領に就任して以来最も意味のあること」
「経済と安保をはじめとする様々な分野で政府間協議体がすべて復元され、活発なコミュニケーションと協議がなされている」
「日韓関係改善は歴史的なキャンプデービッド首脳会議を通じて日米韓協力を体系化し深化させる決定的な土台になった」
「両国共より明るい未来への足取りが持続するように前向きな姿勢で一緒に努力していくことを期待する」
韓国の極左メディア『ハンギョレ』は「何もお土産がないなら岸田は来るな」みたいな記事を出していましたが、今回の成果として、「在外国民保護協力」覚書を締結――はすでに確定で、それ以外のものはこれから出ると見られます。
(吉田ハンチング@dcp)