韓国でいよいよ決戦です。
早ければ本日2025年01月15日、高位公職者犯罪捜査処が尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領逮捕に動くと見られます。
↑「大統領逮捕反対」を訴える皆さん(2025年01月14日)。警察側推算で4,200人余りが集結。
これを受け、大統領官邸前には「逮捕反対」派と「逮捕推進」派がそれぞれデモを行いました。
↑「大統領逮捕推進」をアピールする皆さん(同01月14日)。「反乱首謀者尹錫悦を逮捕」と書かれたプラカードに合成されているのは全斗煥(チョン・ドファン)大統領の顔
先にご紹介したとおり、『共に民主党』は「銃弾を胸に受けても逮捕してこい」なんて煽っています。
大統領への支持率が急上昇しているためか、『朝鮮日報』がこの切羽詰まった状況になって尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領支持派の人の意見を掲載した記事を出しています。
以下に同記事より該当箇所を引用します。
(前略)
親尹デモ隊は、逮捕令状執行が長引くことに備え、各種防寒用品と緊急食料、布団と毛布を用意した状態だった。官邸最前線の同志のための救援物資」とパンと飲み物も続々と到着した。
膝に毛布を掛けたまま座っていた30代の男性チョン・ジョンモさんは、
「今日か明日、逮捕令状を執行するというので集会に来た」とし、
「公捜所が勝手に令状を請求した行為は明らかな違法だ」と話した。
京畿道城南市から来た建設業者のチョ・ソンフンさん(76)は、
「私は1987年の6月抗争の時、街頭に立った『ネクタイ部隊』出身だ」とし、
「大韓民国がベネズエラでもあるまいし、どうして公権力が一国の元首を逮捕できるのか。自分の体を全て投げ出してでも、必ず阻止する」と語った。
ソウル麻浦区から来た主婦のヨン・ドギョンさん(66)は、
「最初に非常戒厳令が宣言された時は戸惑ったが、今は大統領の決断を理解できるようになった」と話し、
「官邸前でのデモを始めた昨年12月31日から今日まで、ここで命を落とす覚悟であっても、後世のために大統領の逮捕を阻止するという決意は変わらない」と語った。
京畿道華城市から来た大学生のイ某さん(25)は、
「大統領を警護するのが任務の警護処長と次長を、何の根拠で逮捕するのか」と語った。
また、ある参加者は「明日未明に2回目の逮捕状執行が有力だと言われているので、夜を徹して待つ覚悟で来た」とし、「大統領はオサマ・ビン・ラディンでもないのに、どうして強力犯・麻薬犯罪取締り部隊を投入するのか」と述べた。
(後略)
警察は尹錫悦大統領の逮捕状執行が有力視される本日15日、両陣営のデモ隊間での流血事態に備えています。不測の事態に備え、大型バス14台を漢南洞の官邸村周辺に配置を完了。
↑尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領支持で置かれた花輪(ソウル龍山区漢南洞の大統領官邸前)。これに火をつけるヤツがいるのが韓国という国です。
先にご紹介した、白ヘルメットと滅共棒を装備した「白骨団」(改称考慮中)も「官邸死守デモ」を行っています。
↑尹錫悦(ユン・ソギョル)死守デモを行っている白骨団。
↑「白骨団」を国会のコミュニケーション館で紹介した『国民の力』のキム・ミンジョン議員は、国会で居眠りしているところを撮影されて「眠る白骨姫」と揶揄される記事が出ました。
逮捕が執行されることになると、デモ隊による人の盾ができそうです。
大統領警護処の処長はすでに辞任していますので、警護処の人員が前回と同様に大統領死守に動くか、それも捜査員を素通しするのか――が焦点です。
『共に民主党』は一顧だにしないでしょうが、現職大統領が逮捕される――なんてことがあれば、これは世界的に「国の大恥」をさらすことになります。
――もちろん、日本人からすれば知ったことではありません。
(吉田ハンチング@dcp)