↑2025年01月25日も「尹弾劾反対」の大集会が行われました。
韓国『共に民主党』は、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾訴追案を首尾よく国家で可決せしめ、後は李在明(イ・ジェミョン)代表が大統領になればOKと計算していたででしょうが――思わぬ反発に遭っています。
朴槿恵(パク・クネ)大統領を「ろうそく革命」とやらで引きずり下ろせたように、うまくいくはずだったのですが、ネット上で『共に民主党』の卑劣なやり口が広く・早く拡散されるため、特に若い世代に『共に民主党』への反発が沸き起こっています。
「情報の拡散」が保守寄りの考え方を持つ人を結集させ、「尹弾劾反対」の声を高めているのです。
YouTuberの情報発信力が非常に注目されており、『共に民主党』がその声を阻もうとしています。だからこそ、『共に民主党』は言論封殺に乗り出しているのです。
注目されているYouTuberの1人が、チョン・ハンギルさんです。
この人は、韓国の公務員試験における韓国史の「カリスマ講師」として知られています。
彼は自身のYouTubeチャンネル「花よりチョン・ハンギル」で、中央選挙管理委員会に対する不正選挙の疑惑を提起する動画を公開し、注目を集めました。
↑YouTube『꽃보다전한길(花よりチョン・ハンギル)』チャンネル「2030世代と国民に捧げるアピール」
上掲は2025年01月25日に公開された「2030世代と国民に捧げるアピール」というタイトルの動画ですが、01月29日21:02時点で「3,77万3,187回」も再生されています。
もう一人は「ノマド・クリティック(Nomad Critic)」さんです。
↑YouTube『Nomad Critic』チャンネル「『本当に良心がありますか…?』インタビューを要請したJTBC記者に真の教育(feat.不正選挙、偽ニュース、キム・オジュン)」
※キム・オジュンさんというのは「汚い葉加瀬太郎」といった外見の人物で左派・進歩系の主張を行う扇動家です。
「ノマド・クリティック」さんは、そもそもは旅行系のYoutubeですが、『JTBC』の記者に「左派政権が国民を分裂させるよう扇動しポピュリズム政策を行っている」と本当のことを述べて説教。
「小一時間問い詰めたい」を地で行くような動画で、こちらは2025年01月24日に公開されましたが、01月29日21:04時点で「222万8,671回」再生されています。
このような熱烈な支持を受けるYouTuberに危機感を覚えた『共に民主党』は、「「『チョン・ハンギル氏の動画はフェイクニュース・悪意のあるコンテンツだ』というネットユーザーたちの通報を受け、グーグルに対しても『同氏の動画はフェイクニュースだ』として通報した」と明らかにしました。
また選挙管理委員会はチョンさんに会って「説明を求めた」とのこと。
↑尹弾劾反対の大規模集会(2025年01月25日開催)の壇上に立つチョン・ハンギルさん。
しかし、保守寄り勢力「尹弾劾反対」を主張する皆さんは、チョンさんのような影響力の大きな発信者を集会に招き、壇上に立たせました。
『共に民主党』からすれば、「ぐぬぬ……」な状況ですが、それにしても『共に民主党』が不正選挙に疑義を唱えるチョンさんを口をふさごうとするのは……実に不思議な話です。
議員にとっては不正選挙など絶対にあってはならないことでしょう。何かあるなら調べるのが普通です。なぜ、『共に民主党』は不正選挙について疑義を唱える人を抑圧するのでしょうか。
「やましいところ」が何もないなら、きちんと調べて明らかにするのが筋というものです。
(吉田ハンチング@dcp)