韓国大統領室「中国さま、違うんです」慌てて釈明の逃げ腰。

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姑息というか小賢しいというか……という話です。

先にご紹介したとおり、韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが新たに外交部部長(長官:外務大臣に相当)に指名・任命された趙顕(チョ・ヒョン)さん。

『ワシントン・ポスト』とのインタビューで「中国には国際法を順守する姿勢を見せてもらいたい」と発言していました。

これは(一応)中国を牽制する発言で、自由民主主義国家側に立つと見られるものです。


↑「台湾に謝謝、中国にも謝謝といっときゃいいんだ」と発言したのが李在明(イ・ジェミョン)という人物です。前科四犯で生来のうそつき。直近で国民の支持率63%

なにせ大統領が「台湾に謝謝、中国の謝謝」と発言してはばからない人物ですから、当然アメリカ合衆国から嫌われています(第1期トランプ政権で韓国にはうんざりしている)。

韓国新政権の外相がこんなこと言ってますよ――に対して中国の外交部がどのような反応を見せるかが注目だったのですが、惜しいことに中国外交部の定例記者ブリーフィングは、2025年08月04~15日の期間、夏休みです。

御用新聞が韓国新外相の発言に不快感を表明!

外交部の定例記者ブリーフィングはないので、外交部報道官からの言及はないのですが、中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』がさっそく以下のような記事を出しています。

⇒参照・引用元:『Global Times』「S. Korean FM’s remarks reflect Seoul’s ambivalence amid US pressure: expert」

同記事の最後の部分を以下に引きます。

(前略)
関税による米国の経済的強要の中で――韓国もその被害者である――国際社会はワシントンを宥和するのではなく、協力に注力すべきである。中国は韓国との関係改善に対して依然として開かれているが、それにはソウルが一貫性と誠意をもって行動することが求められると、リュ氏は述べた。

『Global Times』に登場している時点で「お里が知れる」のですが、遼寧社会科学院の朝鮮半島政策を担当する主要な専門家とされる御用学者です:引用者注

二国間関係は第三国によって影響を受けたり、交渉の道具として利用されたりするべきではない。

安定的で建設的な中韓関係は、相互尊重と明確かつ一貫した政策にかかっていると、専門家は語った。

06月の記者会見で、中国外交部の林剣報道官は、中韓関係は基本的に両国の共通利益によって推進されていると述べた。

両国関係は第三国を対象とするものではなく、第三国によって妨害されるべきではない。

「われわれは韓国(ROK)と共に、両国民に利益をもたらす健全で安定した二国間関係を追求し、われわれの地域をより平和で安定的かつ繁栄したものにするために、積極的な役割を果たしていく用意がある」と林氏は述べた。

これを見れば分かるとおり、中国は韓国新外相の発言を不快に考えており、合衆国側に立つな――と脅しています。

韓国大統領室が慌てて「中国さま、違うんですよ! 違うんです!」

傑作なのは、韓国の大統領室が慌てて以下のような言い訳を表明したことです。

「趙顕(チョ・ヒョン)長官の発言は、中韓間にいくつかの事案において意見の相違があるとしても、民生および域内の安定と繁栄に寄与する韓中関係を構築するために持続的に努力していくという趣旨の発言だった」

「われわれは堅固な米韓同盟を基盤として中韓関係の発展を推進している」

「趙顕(チョ・ヒョン)長官は中国との関与の必要性を関係国に提起しているという点も強調した」

大統領室がいかに腰が座っていないか、よく分かる言い訳です。

そもそも「堅固な米韓同盟を基盤として」と、「中韓関係の発展を推進」が共存するのはおかしいでしょう。

これこそがコウモリ外交であり、だからこそ合衆国は韓国からバイバイしようとしているのです。韓国に恩恵など施しても無駄。

すきあらば他人ひとの後頭部を殴ってやろうと考えているのが韓国という国なのですから。

日本人は決してだまされてはいけません。

(吉田ハンチング@dcp)

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