「韓国政府は支出拡大のせいで傾く」のではないか。

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韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが政府の財政拡大を指示し、韓国政府の支出が膨らんでいます。

Money1でもご紹介してきたとおり、韓国はどん底景気であるため、民間でお金が回らないので、政府がお金を回すことは間違ってはいません。

問題は、この政府支出が効いて「❶韓国のどん底景気が回復して経済が回復するのか?」「❷政府支出が経済成長を導くものになるのか?」です。

つまり❶は短期的な効果で、❷は中長期的な効果についての観測が必要です。

❶については、クーポンばらまきなどによって軽微ながら消費が上向きになったといった効果が観測されています。

しかし、いつまでも韓国政府が民間経済を支え続けるわけにはいきません。それこそ共産主義経済みたいになってしまいます。

❷についてはどうなるか不明です。韓国の潜在成長率は低下する一途ですので。

李在明(イ・ジェミョン)さんはそもそも「ベーシックインカム」を唱えるなど左派・進歩系にありがちな経済政策を(よう知らんけど)唱える人ですが、それでも野放図な支出拡大などは無理です。

そもそもが税収が少ないのにそれをはるかに上回る支出を行うには、政府がどこかから借金をしてお金を調達しなければなりません。

政府の赤字がどのように推移すると予測されているか、2025~2029年を以下に出します。

韓国政府の管理財政収支は、2029年には「-124.9兆ウォン」まで膨らみます。

この赤字を埋めなければならないので、当然、政府負債が拡大していきます。以下が推移予測です。

2029年時点では政府負債は「1,788.9兆ウォン」まで積み上がる予定です。

李在明(イ・ジェミョン)さんは自分が退任後の2030年のことなど知るか!――かもしれませんが、国民はそれでは済みません。

韓国政府は持続可能でしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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