日本市場に再挑戦している韓国『現代自動車』の販売数は相変わらず不調です。
Money1で都度ごとに『日本自動車輸入組合』の新車登録台数についてご紹介していますが、直近2025年09月時点では、『現代自動車』は、
2025年01~09月累計:739台
シェア:0.29%
――しか達成されておりません。
『現代自動車』グループである『起亜自動車』も(よせばいいのに)日本市場に上陸する模様です。

来る2025年10月26日~11月05日、「Japan Mobility Show 2025」が東京ビッグサイトで開催されます。このショーには500社を超える企業・団体が参加しますが、『起亜自動車』が初参加します。

↑『起亜自動車』がクレジットされています。
『起亜自動車』は日本の商用EV市場を狙い、初の「目的別専用車(Purpose Built Vehicle)」である「PV5」を発表する予定です(世界初公開)。
「PV5」は2026年の日本発売を経て、2027年には上位車種「PV7」も投入される見込み――とのこと。
ちなみに『起亜自動車』は、1992年に日本法人『起亜ジャパン』を設立し活動しましたが2013年03月をもって精算されています。
『現代自動車』は2001年に日本市場へ進出して、販売不振のため2009年に撤退しています。再挑戦は2022年に始まりました。
『現代自動車』はアメリカ合衆国の高関税施策によって業績の先行きが怪しくなっていますので、代替市場を求めており、日本市場をなんとかこじ開けたいところなのですが、上記の数字どおりうまくいっていません。
中国の電気自動車メーカー『BYD』は、2025年01~09月累計で『現代自動車』の約3.9倍売れています。『起亜自動車』の挑戦がどうなるかについても要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)






