2026年06月10日、韓国の国防部が興味深い決定を公表しました。まず以下をご覧ください。
一応以下に全文和訳しますが、面倒くさい方は飛ばして次の小見出しまで飛ばしてください。
ちなみに現在国防部の部長(長官)を務めている安圭伯(アン・ギュベク)さんは、1961年の5.16軍事クーデター以降では初めての「軍人出身ではない国防部長官」です。早い話が軍事的にはボンクラでアテにはなりません。
尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領による非常戒厳宣布を「内乱」と規定して政権を奪取した「現政府」のやりそうなことです。
国防部、国軍防諜司令部を解体……防諜・保安・安保捜査機能を分散
動向調査・人事情報・人物評収集など権力型任務・機能を全面廃止
国防防諜本部・国防保安支援団を創設……監察および民主的統制を強化2026.06.10 国防部
国防部は国軍防諜司令部を解体し、防諜・保安・安保捜査機能を、新たに創設する国防防諜本部・国防保安支援団および国防部調査本部へ移管する。
安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官は10日、ソウルの国防部庁舎において、このような内容を盛り込んだ国軍防諜司令部の解体および機能改編(案)を発表した。
安圭伯(アン・ギュベク)長官は、「防諜司の改編案は、単なる組織改編や機能調整を超え、軍情報機関が二度と政治に介入できないよう組織と任務を再構築する『国民の軍隊』建設の歴史的分水嶺となるだろう」と明らかにした。
まず、防諜司令部は解体し、防諜・保安・安保捜査機能を分散する。
権力機関化の手段となっていた動向調査・人事情報・人物評収集機能、および情報機関固有の業務ではない違法・不正情報の収集など、権力型任務・機能は廃止する。
その代わり、防諜・防衛産業関連の情報活動および防衛産業・サイバー保安などの業務を遂行する国防防諜本部と、軍団級以上に対する中央保安監査および保安事故調査など軍内の保安業務を遂行する国防保安支援団を創設する。安保捜査機能と戒厳時の合同捜査権は国防部調査本部へ移管する。
新設される国防防諜本部は内部監察機能を強化し、国会および国防部による民主的統制を強化することで、軍防諜機関の権力機関化を防止する。
防諜本部監察室長の職位には外部の高位監査公務員を任命し、防諜情報活動の透明性を高める。
国防部本部に専担組織を新設し、防諜・情報・保安機関に対する指揮・監督も強化する。
民間専門家で構成される遵法監察委員会を長官直属で設置し、外部監視機能を強化する。
一方、防諜情報活動基本指針を策定して国会に定期的に報告し、国会常任委員会の要請があった場合には主要業務を国会へ報告する。
また、防諜活動の範囲および違法活動に対する処罰規定を明記した「軍防諜部隊員の職務遂行法」(仮称)の制定を推進する。
大胆な人的刷新のため、防諜司の閉鎖的かつ権威主義的な組織文化からも脱却する。
12.3戒厳への関与者および各種不正行為者は排除し、厳格な検証を通じて政治的中立性と能力を備えた人員を選抜する。
防諜専門職位以外のサイバー保安・防衛産業職位などの分野については、軍内の専門人材を選抜して適材適所に配置する。
防諜司の閉鎖的人事運営システムを全軍共通システムへ統合管理することで、人事運営の透明性と公正性を高める。
国防部は今回の改編案を基に創設準備を進める予定であり、関連部隊令の制定・改正が完了する07月末に創設を完了する計画である。
安圭伯(アン・ギュベク)長官は、防諜司改編案の報告を締めくくり、「過去の痛ましい歴史的教訓を省察し、新たな時代にふさわしい防諜組織と体制を構築していく」と明らかにした。
左派進歩系人士が「政治的中立」を自称して防諜システムを管理することになるわけで、これは明らかに北朝鮮の思う壺です。
「原子力潜水艦は韓国で建造する」は合衆国の了解事項ではない!
自由民主主義陣営国から転落した政体になりつつある韓国らしい話なので、まあ勝手にすればいいのですが、今回の本題はここからです。
2026年06月10日、安圭伯(アン・ギュベク)「ボンクラ文官」国防大臣が、この公表を行いましたが、取材した極左メディア『ハンギョレ』が面白い記事を出しているのです。
以下に同記事の最後の部分を引用します。
(前略)
米韓国防相が年例安保協議会で2027年を戦作権転換の目標年として提示し、手続きを完了すれば、2027年11月の米韓年例安保協議会において、2027年中の日付を定めて転換日として建議することが可能になるとの見方が出ている。一方、安長官は、原子力推進潜水艦の国内建造方針を強調した上で、この方針は「合衆国と合意されたものではない」とし、「国内でわれわれの技術によって作らなければならないというのがわれわれの一貫した立場であり、合衆国側もそのように理解している過程にある」と明らかにした。
先にご紹介したとおり、韓国大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)さんとこのボンクラ国防大臣は2026年05月26日、「大韓民国原子力推進潜水艦開発基本計画」なるものを公表。

↑2026年05月26日、李在明(イ・ジェミョン)さんは慶尚南道・昌原市鎮海区で第1回未来国防戦略委員会を開催。この場で、国防部は「大韓民国原子力推進潜水艦開発基本計画」を公表しました。
この文書の中では「戦力獲得・維持・整備の自立性と安定性を確保するため、韓国内で原子力推進潜水艦を開発・建造する」――と述べていました。
合衆国がそのようなことを許可するのか(許可したのか)と眉唾だったのですが、05月26日の公表文書は、なんら合衆国の合意など得ていないものだった――ことが明らかになりました。
「言うだけタダ」の文書だったのです。
韓国政府はよくこういうことをします。「もう言っちゃったから承認するしかないよね」という態度丸出しで、こういうケンチャナヨ(いい加減)な姿勢だから世界中で嫌われるのです。
(吉田ハンチング@dcp)





