先にご紹介しましたが、2026年08月10日、韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが、「メガプロジェクト第2回官民合同点検会議」を開催。
李在明(イ・ジェミョン)さんは、日本の熊本に建設された台湾『TSMC』と同じくらいスピードアップして半導体ファブの建設を行え――とハッパをかけました。
問題は速度ではありません。もう何度だっていいますが、そもそも水と電力が不足しているので、この計画は実現できるものではないのです。
さすがに韓国メディアでも「ばっかじゃねーの」という主旨の記事が出ています。

↑『TSMC』の日本子会社『JASM』(Japan Advanced Semiconductor Manufacturing)の熊本第1工場。
『朝鮮日報』の記事から一部を以下に引きます。
李在明(イ・ジェミョン)大統領が800兆ウォン規模の「湖南半導体クラスター」を推進し、「今後1年間をゴールデンタイムと考え、(2年で完成した)TSMC熊本工場に劣らないよう、早期着工に乗り出せ」と指示した。
激化する世界的な半導体覇権争いの中で主導権を失わないため、国家的な力量を結集しようという趣旨に誰が反対するだろうか。しかし肝心のスピードを上げるために、政府が事前に解決すべき行政上の許認可やインフラ整備などについては、具体的な説明がなかった。
熊本工場が2年で稼働できた背景には、表面に現れたスピードではなく、事前に整備された電力・用水インフラとワンストップの行政支援、24時間休むことのない現場の柔軟性が先んじて機能していたことがある。
湖南構想は熊本とは対照的だ。
「電気と水を食うカバ」である半導体工場を建設するとしながら、最も基本となるインフラの確保策すら不透明だ。
最近、湖南地方では猛暑と干ばつが重なり、干ばつ対応段階が「注意」に引き上げられるなど、飲料水源の確保すら非常事態となっている。
東福ダムの堤高を引き上げる案まで取り沙汰されているが、住民の反発と環境をめぐる論争は深刻だ。
市民が飲む水すら不足しているのに、1日数十万トンに及ぶ半導体工業用水をどうやって賄うというのか。
電力網についても、原発の活用を検討するという話が出ているだけで、送配電網の構築計画は五里霧中だ。
いくら急いで着工したところで、必要な電力と水がなければ工場がまともに稼働するはずがない。
(後略)
指摘はまったくそのとおりで、韓国政府の唱えている計画はまったくの絵に描いた餅。実現可能性はほぼありません。
(吉田ハンチング@dcp)





