2026年08月24日、韓国外交部の趙顕(チョ・ヒョン)部長(長官)が、アメリカ合衆国のマルコ・ルビオ国務長官と電話会談を行いました。
以下に外交部のプレスリリースを全文和訳します。
米韓外相電話会談(08月24日)の結果
趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官は08月24日(月)夜遅く、Marco Rubio(マルコ・ルビオ)アメリカ合衆国の国務長官と電話会談を行い、
△米韓関係
△朝鮮半島問題
△国際情勢――などについて意見を交換した。
両長官は、最近の国際情勢が変化する中、韓米間の緊密な意思疎通がこれまで以上に重要であるとの認識を確認した。
両長官は、関税および投資合意、造船、安全保障協力をはじめとする両国間のさまざまな懸案についても、互恵的な成果を導き出し、米韓関係を一段と格上げできるよう知恵を結集していこうと述べた。
また、両長官は、強固な米韓連合防衛態勢を維持する中、朝鮮半島の平和と北朝鮮核問題の解決に向け、米韓間の緊密な意思疎通と連携を続けていくこととした。
趙顕(チョ・ヒョン)長官は、最近のトランプ大統領のメッセージが米朝対話の再開と朝鮮半島の平和につながるよう、韓国政府も最善を尽くすと述べた。
一方、ルビオ長官は、最近のイランを含む中東情勢、および域内の平和と安定の回復に向けた米国の取り組みについて説明した。
趙顕(チョ・ヒョン)長官は、中東問題の解決に向けたトランプ大統領と合衆国の積極的なリーダーシップを評価する一方、ホルムズ海峡における自由な航行の回復に向けた韓国政府の実質的な貢献の意思を強調し、具体的な方策について引き続き協議していこうと述べた。
両長官は、近いうちに直接会い、主要な懸案について、より踏み込んだ協議を続けていくこととした。
以上。
面白いのは、2026年08月24日には「日米韓調整事務局」の連絡会合が行われていることです。

↑吉孝史外務省アジア大洋州局審議官、デービッド・ウィラゾル米国国務次官補代理(日本・朝鮮・モンゴル担当)、柳承旻(ユ・スンミン)韓国外交部北米局審議官。
以下は、同じく韓国外交部が出したプレスリリースです。
日米韓調整事務局会合を開催
外交部は08月24日(月)、アメリカ合衆国・国務省の主催によりワシントンで開催された日米韓調整事務局会合に、日本外務省とともに参加した。
今回の会議は、日米韓協力の制度的基盤を強化し、日米韓3カ国の協力体制をさらに強固にするために設けられた。
※出席者:柳承旻(ユ・スンミン)外交部北米局審議官、David Wilezol(デービッド・ウィラゾル)合衆国・国務省東アジア・太平洋局日本・韓国担当国務次官補代理、Ariyoshi Takashi(有吉孝史)日本外務省アジア大洋州局審議官など
出席者らは、2026年07月に日米韓外相会合が2週間の間隔で2回開催※されるなど、3カ国間の協力のモメンタムが強まる中で今回の会合が開催されたことは、日米韓協力をさらに強固にする意義があると評価しました。
併せて、北極協力、経済・エネルギー安全保障、地域およびグローバルな課題など、さまざまな分野で進められている日米韓協力事業の履行状況を点検し、3カ国の国民が協力の成果を実感できるよう、目に見える成果を導き出すことに重点を置きながら、行動志向の協力を継続していくこととしました。
※NATO首脳会議を機に行われた日米韓外相会談(07月07日)およびASEAN外相会議を機に行われた日米韓外相会談(07月22日)。
以上。⇒参照・引用元:『韓国 外交部』公式サイト「한미일 사무국 운영이사회 개최」
電話会談・連絡会合ともに合衆国の国務省、ルビオ長官の管掌するもの。
日米韓調整事務局ですが――2023年08月18日のキャンプ・デービッドで行われた日米韓首脳会合が「日米韓協力を常設的・制度的な枠組み」へと進める転換点となりました。

このときは、日本:増税メガネ岸田文雄、合衆国:バイデン大統領、韓国:尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領――でした。
3カ国はここで、首脳、外相、防衛相、国家安全保障担当者による会合を少なくとも年1回開催することを決めるとともに、経済安全保障、サプライチェーン強靱化、重要・新興技術など幅広い分野で継続的な協力を進める枠組みを整えました。
日本外務省の説明では、目的は明確です。「日米韓協力の具体的な取組の進捗を把握し、さらに推進する」ため、その「調整及び履行」に関する業務を行う――ための協議体です。
今回の会合について、日本の外務省は以下のように述べています。
08月25日(現地時間08月24日)、有吉孝史外務省アジア大洋州局審議官は、アメリカ合衆国・ワシントンDCにおいて、デービッド・ウィラゾル国務次官補代理(日本・朝鮮・モンゴル担当)および柳承旻(ユ・スンミン)韓国外交部北米局審議官との間で、日米韓調整事務局の会合を行いました。
会合において、三者は、日米韓協力の強化に向けた三カ国の継続したコミットメントを歓迎し、幅広い分野での日米韓連携の具体的な進展を確認しました。
また、このモメンタムを更に強化し、特に、北朝鮮への対応や、経済安全保障を含む安全保障分野における協力を一層進展させるべく、引き続き日米韓調整事務局を通じて協働していくことで一致しました。
⇒参照・引用元:『日本 外務省』公式サイト「日米韓調整事務局会合(概要)」
先にMoney1でもご紹介したとおり、すでにトランプ大統領が「金正恩と会う」と言及。北朝鮮絡みの線が慌ただしくなってきました。
(吉田ハンチング@dcp)







