韓国「K-海洋強国の建設を成し遂げるのだ」 ⇒ 北極海航路の試験航海に成功。

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韓国は何にでも「K」を付けるヘンな国ですが、今度は「K-海洋強国」です。

韓国は北極海の航路を開こうとしています。

韓国政府が目論んでいるのは、ロシアのシベリア北岸に沿って北極海を通り、韓国と欧州を結ぶ「北極海航路」です。

2026年10月13日、韓国の海洋水産部が公表した資料によれば――08月22日、PANSTAR ACRO(パンスタ・アクロ号:2,758TEU級コンテナ船)は北極海航路を通過する試験公開に釜山から出発。

10月11日、無事に釜山に戻ってきました。

今回の試験航行は以下のように実施されました。

1.08月22日 — 釜山港新港を出港
2.09月 — 北極海航路を通過し、20日と5時間でイギリスのフェリックストウ(Port of Felixstowe)に到着
3.その後 — オランダ・ロッテルダム、ポーランド・グダニスクに寄港
4.10月11日 — 再び北極海航路を通って釜山港に帰還
5.10月13日 — 韓国海洋科学技術院で帰還記念式典を開催

韓国の船会社のコンテナ船が北極海航路を利用して韓国と欧州を往復したのは初めてのことです。単に船を通過させただけではなく、実際の輸出コンテナ貨物を積載したことにも意味があります。

韓国海洋水産部の説明によれば、釜山港からオランダのロッテルダム港までの距離は次のとおりです。

スエズ運河経由:約2万km/約30日
北極海・北東航路:約1万3,000km/約20日
短縮効果:約7,000km/約10日

距離を約35%短縮できる計算になります。

ただし、これは航路上の比較であり、氷況や寄港地での作業を含めた実際の輸送日数が常に10日短くなるわけではありません。

李在明政権は商業航路化を目指している

韓国政府の国政課題のひとつ(第56号)は「北極海航路時代を主導するK-海洋強国の建設」です。

具体的には、砕氷能力を備えた船舶の建造支援、北極海航路の商業化、釜山港の国際物流拠点化、LNG・原油などの北極海貨物に対応した港湾整備を進める方針です。

また、10月19日には大統領府の海洋水産秘書官が、2027年も試験航行を実施する意向を表明しました。

面白いのは――航路の距離が大幅に短縮されたのですが、燃料代はあまり安く済まなかった――ことです。

理由は何でしょうか?

『IMO』(国際海事機関)の「極地海域における運航安全基準」(これを「ポーラーコード」といいます)に従い、重油の使用が禁止され、1トン当たり1,300ドルを超える高価な超低硫黄軽油を使用しなければなりません。

そのため、航行距離が短縮されたにもかかわらず、実質的な燃料費削減効果はわずかだったのです。

韓国政府は、今回の運航で収集したエンジン負荷や燃料消費量などを精密に分析し、来る11月に公式の経済性評価結果を発表する予定です。

12月には「北極海航路特別法」の施行と、国務総理(首相に相当)が主宰する「北極海航路委員会」の発足に合わせ、2030年の定期航路開設、2040年の商業化を目標に、

次世代砕氷研究船の建造
耐氷船の建造費支援
港湾施設使用料の減免
etc.

――多方面にわたる政策支援を加速させるつもりです。

今後は復路貨物の確保(今回は復路の荷を)、定時運航の可能性、燃料費、保険料、船舶費用などを検証するとしています。

(吉田ハンチング@dcp)

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