韓国の自動車メーカー『起亜自動車』の格好悪い話です。
2020年03月、起亜自動車はSUV「ソレント」(上掲写真:『起亜自動車』公式サイトより)のハイブリッド版を発売しましたが、発売後に「エコカー」の基準となる燃費「15.8km/L」をクリアしていなかったことが発覚。
燃費は「15.3km /L」だったのです。
そもそも「なぜそんなことが起きるのか」が疑問ですが、それはまあ置くとしても、当該車を市場からさっと引き上げるという、大変に体裁の悪い状況となりました。
ところが、その「ソレント」ハイブリッドの販売を再開した、と2020年07月09日に明らかにしました。
では燃費をクリアしたのかというと、実はそのまま。
「公式価格を93万ウォン下げた」「エコカー認定はされないが、低公害車第二種には認定される」のでそのメリットがある※1、と再販を決めたそうです。
なんといいますが、実に韓国企業らしい話ではないでしょうか。「燃費をクリアするまで頑張ればいいじゃない」と思われませんか。
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この件は『中央日報』が報じています。以下のURLを参照くださいませ。
⇒参照:『中央日報』「4カ月ぶりに再び出てきたソレントハイブリッド…価格もハイブリッド?」(原文・韓国語)
(吉田ハンチング@dcp)