【ウォンより外貨だ】韓国企業・個人の「ドル預金」が過去最大「734億ドル」!

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実は、韓国経済危機的状況にある中、韓国企業家庭で「ドル預金」が増加しています。

理由は簡単で、ローカルカレンシーである「ウォン」なんかで持っていたら、いざという時に価値が目減りして危ないからです。

危機時のドル」はあっても、「危機時のウォン」なんて言葉は聞いたことがありませんからね。

2020年07月22日、『韓国銀行』は「2020年06月居住者の外貨預金の動向」という資料を公開しました。これは、韓国内に住む人(韓国に6カ月以上住む外国人含む)の外貨預金がどのように推移しているかを示すものです。

この直近のデータによると、2020年06月末で外貨預金額は以下のようになっています。

ドル:734億6,000万ドル(前月比:35億4,000万ドル増加)
円:45億2,000万ドル(前月比:5億3,000万ドル増加)
ユーロ:36億1,000万ドル(前月比:5億3,000万ドル減少)
人民元:14億4,000万ドル(前月比:1億6,000万ドル増加)
その他の通貨:15億ドル(前月比9,000万ドル減少)

小計:845億3,000万ドル(36億1,000万ドル増加)

⇒参照・データ引用元:『韓国銀行』公式サイト「2020年06月居住者の外貨預金の動向」

外貨預金全体で36億1,000万ドル増加していますが、中でもドルがそのほとんどを占めます。企業・個人ともにドル預金の金額は過去最大。また03-06月の4カ月連続で増加しているのです。

韓国政府(特に大統領)は「コロナから経済が回復してきた」みたいな話をしているのですが、企業・国民は信用していないようです。「いやドルにしておかないと危ない」とドル預金を増やしているわけなので。

まったくもって正しい態度でしょう。

(柏ケミカル@dcp)

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