日曜日なので油断していたら韓国の産業通商資源部からデータが出たようですのでご紹介します。
2020年10月の韓国の輸出入ですが、暫定版ながら以下のようになったとのこと。
輸出額:449億8,000万ドル(前年同期比:3.6%減少)
輸入額:390億ドル(前年同期比:5.8%減少)
貿易収支:59億8,000万ドル
1日平均輸出額:21億4,000万ドル
輸入額:390億ドル(前年同期比:5.8%減少)
貿易収支:59億8,000万ドル
1日平均輸出額:21億4,000万ドル
2020年01-10月の韓国の輸出金額の「対前年同期比の増減」は以下のようになっています。
09月の輸出の実績は「対前年同期比:7.7%増加」となっていますが、これは先にご紹介したとおり、営業日数が2日多かったため。1日平均の輸出額で見ると「4.0%減少」でしたから、輸出は全然回復していないじゃないか――だったのです。
ただし、10月は1日平均輸出額が「21億4,000万ドル」まで増加しました。これは韓国にとって良いことです。しかし、貿易収支は全くいただけません。韓国の「国際収支統計」で2019年10月と比較してみると、
2019年10月貿易収支:80億2,820万ドル
2020年10月貿易収支:59億8,000万ドル(暫定版)
2020年10月貿易収支:59億8,000万ドル(暫定版)
と「20億4,820万ドル」も減少しています。「25.5%減少」です。
韓国は輸出が旧に復さないことには経済を回復させることはできません。新型コロナウイルス騒動から立ち直るのにはまだ時間がかかりそうです。
また2019年水準に戻ったとしても、これまた先にご紹介していますが、2017年09月以降、2018年、2019年と韓国経済はずっと下り坂にあることを忘れてはいけないでしょう。
これは韓国の統計庁も認めていることなのです。
(松田ステンレス@dcp)