米国産原油絶好調! トランプ師匠ほくほく(笑)

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資源輸出国にとってはその資源取引価格が命綱です。たとえば、ロシアはほとんど原油輸出一本で食べているような国ですから、原油価格の下落は国が傾くほどの影響をもたらします。

実際、原油価格は1バレル100ドルもあった時期には絶好調だったのですが、その後価格は一気に下落し、40ドルなどという信じられないほど安くなったときには冗談ではなくドボンになりました。

そういうことのないように、OPEC(Organization of the Petroleum Exporting Countriesの略:石油輸出国機構)などは生産調整をして価格を維持しよう、高くしようとしているわけです。

ところが! いわゆるシェール革命によって石油の大増産がかなったアメリカはその隙をついてホクホクしています。せっかくOPECなどの産油国が価格調整をしても、その価格を利用してアメリカが石油をあちこちに売り込んでいるのです。

トランプ大統領からすれば大笑いな事態ですが、中東地域はさっぱり面白くありませんね。

Looks like OPEC is at it again. With record amounts of Oil all over the place, including the fully loaded ships at sea, Oil prices are artificially Very High! No good and will not be accepted!

またOPECの仕業だぜ。石油は至るところに記録的な水準であって、海の上の船は石油でいっぱいだ。なのに石油の値段はべらぼうに高い! こんなことは良くないし、許せないぜ!

とトランプ大統領はtweetしています。やっぱり「なんだかなぁ」な大統領といえるでしょう(笑)。ちょっと面白いですけどね。

(柏ケミカル@dcp)

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